こんにちは、ちうぱんです。
わたしは自作マニアも認めるBTOパソコンショップ「サイコム(Sycom)」さんの静音PCを仕事場で2台使っておりますが、初号機(2015年3月購入)のLANがお亡くなりになりました。
朝、いつものようにネットサーフィンしようとすると、「インターネット接続がありません」という非情な警告。。
しかし、この時点ではまだ焦っていません。こうしたケースでは、ルーターの再起動で復旧することがほとんどですよね。
というわけで、ルータを再起動。
が、しかし。
「インターネット接続がありません」
まじか。。。
ちょっと焦る。
なるほど、なるほどぉ。もしかしてLANケーブルが逝ったかなぁ?などと、万に一つも無いような可能性を疑いつつ、予備用のケーブルと交換してみる。
が、しかし。。
「インターネット接続がありません」
まじか。。。
もはや疑うべきはLANカードの故障しかありえませんよね。デバイスマネージャーを確認したところ、なんか無理ぽいエラーが出てるし。
初号機のLANポートはマザーボード内蔵(ASUS Z97 PRO GAMER)のものなので、要するにマザボの一部機能が死んでしまったということになる。
あああ、そのうちマザボ本体のご臨終も近いんじゃないか?マザボが死ぬとCPUも含めて買い換えかよ?DDR3って使い回しできたっけ?新年早々、お金が飛んで行くシーンばかりを妄想してしまいます。
ちーん。。。
それはともかく、まずはインターネット接続を復活させなければなりませんね。
とりあえずネットで最安級のイーサネットボード(LANボード)を調べて買ったのがこちら。
LANボードにも廉価品と高級品がありますが、実使用において性能差が無いことは既知のとおりです。(いろいろと噂がアレなKillerとか無駄に高級なパーツには手を出さず、Amazonレビューを見ながら廉価品を調達するのが吉かと。)
ちなみに、LANボードは技術革新が極めて遅いので、発売から5年以上が経過している製品も少なくないです。上記パーツをセレクトしたのは、公式サイトでWindows10対応を明記していたから。こういう部分って大事ですよね。
PCパーツのパッケージってやたらスペック推しだよね。たかがLANカードでも。
LANボード(LGY-PCI-GT)のパッケージ内はこんな感じです。ボード本体、ロープロファイル用のブラケット、CD&紙ですね。
いまどきCDかよと思ったけど、モノがモノだけに(LANボード)、ドライバはメディアで提供する必要がありますな。自分の環境ではWi-fiドングルをPCに挿しているので、ドライバはオンラインで落とします(今回はWindows標準を使用)。
作業完了後の写真がこちら。PCIスロットに挿すだけなので楽チンですね。作業自体はものの1分そこらで完了。当然ですが、くれぐれも電源ケーブルを抜くのを忘れずに。
ちなみにですが、こちらのPCケース。やはり高級なだけあって、Fractal Design Define R5はメンテナンス性が良好ですねえ。このクラスになるとドライバー不要は当然として、ケース内の作業が捗ります。
すでに後継機の「Define R6」が2017年末に発売されているので、これから買う人は新製品をどうぞ。Define R5よりさらに重量が増している点は気になりますが、とにかく剛性感がハンパないっすね。
というわけで、無事にインターネット接続が復旧しました。あまり故障原因を詳しく分析せずにLANボードを増設しましたが、空振りにならなくて良かったです。
ちなみに、サイコムさんの静音BTOパソコンについては、下記記事にて詳しくレビューしています。あわせてお読みいただければ幸いなり。
ちなみに、上記にて「LANボードは高級品も廉価品も性能変わらん」と書きましたが、10ギガビットLANは別モノですので念のため。いま普及しているギガビットLANの10倍高速なプロ向け製品です。
USB3.1gen2と同じスピードでデータ伝送できるので、理論上は内蔵ストレージと同じ感覚でNASを使ったりすることもできるという。。
LANボードだけで2万以上するので、ケーブルとかルーターとか一式そろえたら、たぶん30万とかするんじゃないか?と思います。
というわけで、おしまい。