こんにちは、ねかぱんです。
さて、ユービーアイの最新作「アサシン クリード オデッセイ」が発売されました。
春先にゴッド・オブ・ウォーをプレイして以来、すっかり洋ゲーの面白さに魅了されてしまったため、速攻でポチってしまいました。
購入したのは、もちろんダウンロード版!
値段はちょっと高いですが、ディスクを入れ替える手間を省くためには仕方ありません。
が、しかし。。。
Amazonでポチってしまったのは、まさかのWindows版。誤爆ならぬ誤ポチです。
PS4版を購入するつもりが、うっかりハードを間違えるという大失態です。DL版は購入後のキャンセルが不可のため、間違って購入したPC版でプレイするしかありません。
というわけで、初めてPC版アクションゲームをプレイする中で、いろいろ困ったことや考えたことを含めてレビューしていきたいと思います。
《2018.11.21追記》メインストーリーをクリアしたのでレビュー記事を執筆しました。半月ほど不眠不休で遊び倒しましたが、本当に時間泥棒な良ゲーです。クリア後要素の真エンディングや、追加コンテンツの配信もあるので、やめ時が分かりませんw
自宅PCが推奨環境を満たしていない
間違ってWindows版を購入するという大失態に自己嫌悪しつつ、まずはアサシンクリード オデッセイの推奨環境を確認するしかありません。
メーカー公式によれば、フルHD・画質High・30FPSの推奨環境は以下のとおりです。
▼推奨環境
- CPU: AMD FX-8350 @ 4.0 GHz, Ryzen 5 - 1400, Intel Core i7-3770 @ 3.5 GHz
- グラボ: AMD Radeon R9 290 or NVIDIA GeForce GTX 970 (4GB VRAM)
- メモリ: 8GB RAM
グラボに関してはGTX20XX世代が最近発売されたため、GTX970は2世代前のグラボですが、それにしても最近のPCゲームの要求水準は高いですね。
これに対して、自宅環境はこんな感じ。
▼自宅環境
- CPU:Intel Core i3-8350K @ 4.0GHz
- グラボ:Asus Strix GTX960(2GB VRAM)
- メモリ:16GB RAM
CPUはCore i3でスレッド数は4ですが、第8世代なのでOKでしょう。
問題なのはグラボです。
いちおう、2世代前のミドルクラスとは言え、VRAMが2GBでは解像度フルHD未満・画質LOWでプレイするしかありません。
やはり、PCで最新ゲームをプレイするなら、最低でも1世代前のミドルクラスのグラボは必須でしょうね。本作の満足ラインはGTX1070以上かと思います。
じゃあ、推奨環境未満のPCでゲームをプレイするとどうなるのか?
実際の話、頻繁に落ちますw
数人の敵に追われる場面などは高確率で強制終了になりますし、負荷の少なそうな場面でも突然落ちたりします。なので、本作はオートセーブですが、こまめな手動セーブを心がけています(ただし、敵拠点への攻略中の手動セーブはできないため、途中で落ちたら最初からやり直しです)。
かといって、グラボをGTX1070あたりに買い替えるくらいなら、XBOX One X本体を買ったほうが安いわけでして、本作のためにグラボを新調するのも難しいところです(しかも本作はXbox Play Anywhereに非対応なので、ソフトも買い直しになるジレンマ)。
ちなみに、拙宅で使用しているサイコムのBTOパソコンについて、下記にて詳細レビューしていますのでご紹介まで。サイコムではリピート購入させていただいてますが、とても専門性と満足度の高いショップさんです。
自宅PCでのベンチマーク結果
アサシンクリードオデッセイには、ゲーム内にベンチマークが付属しています。
自宅PCは推奨環境に達していないため、まずは最低環境で計測してみました。
▼HD画質(1280×720)、画質低
本当に、最低の最低の設定でベンチマークをとったところ、平均64fpsという結果でした。ただし、最低が14fpsなので、強制終了は常に覚悟する必要があります。
▼HD画質(1280×720)、画質カスタマイズ
画面解像度はそのまま、背景テクスチャ以外の画質を1段階ずつ上げました。
こちらが、今現在のプレイ環境なんですが、平均51fps、最低7fpsというところ。上でも書きましたが、忙しく動き回る場面では普通に落ちます。
▼2K(2560×1440)、画質低
いちおう、自宅ディスプレイの解像度にあわせ、解像度を2Kに上げてベンチマークをとってみました。平均で30fps、最低が19fpsです。このゲームのターゲットfpsは30に設定されていますが、さすがにプレイは厳しいと思いますね。
簡単ながらベンチマークは以上です。いや、本当に、生まれて初めて、高性能なグラボが欲しくなっちゃいましたね。。
《2018.11.21追記》ちな!とうとう物欲にまけて、2018年10月発売のハイエンドグラボ「Asus ROG Strix-RTX2070」を買ってしまいました。最新グラボの性能は凄まじく、2K(WQHD)の最高品質でもヌルヌル動きます。ベンチマーク結果など詳細は下記リンク先にまとめていますので、あわせてお読みいただけると嬉しいです。
PCゲームはプレイ前の準備が面倒
さて、推奨環境未満のパソコンでPCゲームを遊ぶのも無謀な話なんですが、とりあえず画質を落としてプレイ開始します。
ただし、PCゲームならではの乗り越えるべき壁がいくつもあったので、代表的なものを列挙していきたいと思います。
プラットフォーム(Uplay)への登録
アサシンクリードオデッセイは、ユービーアイソフトの独自プラットフォーム(Uplay)での提供となります。
PCゲームのプラットフォームと言えば、Steamが圧倒的に有名なんですが、このところSteamでは買えない有名タイトルが増えた?気がします。ゲームを買うごとに会員登録が増えていくのは厄介ですね。
その一方で、FIFAシリーズなどのEA作品(エレクトロニック・アーツ)は、同社が運営するOrigin.comで頻繁にセールをやっているので、大手開発元による自社プラットフォームは魅力的でもあります。
ちなみに、記事執筆時点で、半月前に発売されたばかりのFIFA19が30%オフになってて噴きました。こういう部分は任天堂にも見習ってほしいですよねェ。
グラフィックボードのドライバ更新
PS4などの家庭用ゲーム機でも本体OSの更新が求められますが、Windows版アサシンクリードオデッセイを初回起動した際、グラフィックボードのドライバ更新を求められました。
そんなん更新すればいいだけじゃん?
と、思いますよね。
ただのドライバ更新だろと。
いやいや。。
グラボドライバの更新は、最悪の場合、画面出力ができなくなっちゃうんですよ。
なので、自分もグラボドライバはPC購入時のまま一度も更新してなかったんですが、今回は仕方なく更新しました。
もちろん、念のためWindowsのバックアップはとっておきましたが、特にトラブルは発生しませんでした。でもヒヤヒヤしましたね。
コントローラーは何を使う?
PS4やXbox Oneなどの家庭用ゲーム機の場合、コントローラーはもちろん各ゲーム機専用のコントローラーを使いますよね。
しかし、PCゲームの場合、基本的にはキーボードとマウスでプレイする前提なので、「純正コントローラー」という概念がありません。
というわけで、とりあえず家にあったPS4のコントローラー(Dualshock4)を使用したところ、一部機能に難があったものの、普通にプレイすることができました。
なので、Windows版アサシンクリードオデッセイでは、Dualshock4が使えます。
ただし、Dualshock4でプレイの場合、以下の機能に問題がありましたので、念のため書き残しておきたいと思います。(PC環境に依存する可能性もあるので、ご参考まで)
- 一点目として、非常に困ったのが、ワイヤレス(Bluetooth)で使用できなかったことですね。Windowsとのペアリングは可能ですし、ゲーム設定画面でも認識しているのですが、なぜかコントローラーを動かしても無反応でした。
- さらに、二点目として、アサシンクリードオデッセイのスクショ機能(L3+R3)がうまく動作しませんでした。キーボードのスクショ(F12)を使えば問題無いんですが、なぜ動作しないのか気になります。
しかし、Dualshock4の有線接続で20時間ほどプレイしたところでギブアップしました。
やはりワイヤレスが当たり前の生活に慣れきってしまうと、ケーブルが肌に触れるのさえ邪魔臭くなりますね。
結局のところ、マイクロソフト純正のXboxコントローラーとワイヤレスドングルを購入したんですが、すこぶる快適です。もちろんワイヤレスで使えます。
ワイヤレスドングルが無くてもBluetooth接続できますが、専用ドングルを使うことで、コントローラーに音を飛ばすことができます。ゲームプレイ時にヘッドホンを使う人には、専用ドングルを併せて購入することをオススメします。
PS4のDualshock4とXboxコントローラーとでは、握り方が違う(中指をL2・R2にそえた方が安定する)ので、初めだけ少し違和感がありました。でも、すぐに慣れます。Xboxコントローラーに慣れてしまうと、左右非対称な感じのボタン配置が、実はかなり合理的であることに気付きますね。
というわけで、今回は以上っ!