アーロンチェアの標準キャスターは、カーペット用の「ナイロン製」です。フローリング用の「ウレタン製」キャスターは、社外品が2千円程度で購入できるので、新品でもすぐにキャスターを交換しましょう。
こんにちは、ちうぱんです。
今回は家具ネタ。アーロンチェアのキャスターを社外品(サンワサプライ)に交換したのでレビューします。結論から言うと、効果は想像以上。もっと早く使えばよかった!
まずは、交換前の写真がこちら。
かれこれ20年近く使っていますが、かなり汚れが付着しています。
Before
キャスターが傷むほど、フローリングのダメージも大きくなります。上の写真は築5年の我が家ですが、白い小キズが無数についてしまっていますね。
こうなる前にキャスターを交換すべきですが、リンレイの「色つや復元コート」を使えば、水で濡れたようなツヤと輝きが復活します。
「色つや復元コート」を使ったフローリング床の補修については、下記リンクに詳述しているのでご参考まで。DIY素人でも数分の作業で完了したのでお薦めです。
キャスター素材の種類と適した床材
まず第一に、キャスターの「素材」について。これが重要です。
椅子などの家具に使われるキャスターには、1)ナイロン、2)ウレタン、3)ゴムの3つの素材があり、それぞれ適した床材が異なります。
- ナイロン ⇒ 滑りにくい「カーペット」でも滑らかに動く
- ウレタン ⇒ 「フローリング」を傷つけない
- ゴム ⇒ 滑りやすい「タイル床」でグリップが効く
アーロンチェアのキャスターはナイロン製なので、そのまま使っていると、フローリング床がボロボロになってしまいます。これが、買ったら「すぐに」キャスターを交換した方がいい理由です。
ちなみに、ナイロン素材とウレタン素材は、外観も手触りも素人には判別しづらいので、オフィスチェアを購入したら、ぜひメーカーサイト等で確認しましょう。
サンワサプライのウレタン製キャスターに交換してみた
基礎知識を頭に入れたところで、さっそくAmazonでウレタン製キャスターを購入しました。選んだのは、アーロンチェアユーザーに定評のある、サンワサプライのSNC-CAST3です。
こちら、キャスター5個セットで2,212円となります(購入時点)。ノーブランドの廉価品や、サンワサプライの型番違いが色々あるので、ついつい比較したくなります。しかし、どれも製品に関する情報量が少なく、ユーザーレビューを信じて上記製品を選びました。
キャスターの交換作業は、ものの2分程度で終わります。既存のキャスターを外すのに力が要るかな?と思いましたが、男性の力ならスンナリと外れます。自分は素手で作業しましたが、軍手があったほうが、グリスの汚れや怪我の予防になりますね。
After
取り外したキャスターを新品と比較してみました。接地部分の汚れ以外、それほど違いはありません。上でも書きましたが、ナイロンとウレタンの素材の違いは肉眼ではほぼ分かりません。
キャスター交換後の使用感ですが、椅子の滑りが明らかに良くなりましたね。床の上をなめらかに滑るので、これならフローリング床のダメージも軽減されそうです。
というわけで以上っ!