こんにちは、ねかぱんです。
ゲーム業界では2017年最大の話題作であり、今年最高の売上本数を誇ったドラクエ11。自分は現在、クリア後コンテンツに取り組んでいますが、発売から3ヶ月が経ちますので、ストーリー全体をゆる~く振り返ってみたいと思います。
ちなみに本記事は、「ドラクエ最新作ねぇ。気になったけど、結局プレイしなかったんだよね」という人に、ポテチでも食べながら流し読みしてもらいたい、そんな想いを込めて執筆しています。
物語のはじまり
(最初にご注意)本記事では、メインストーリー以外のレアシーンは基本的に除いていますが、未プレイの人はネタバレ注意でお願いします。
待ちに待ったドラクエの最新ナンバリングタイトル。ソフト起動後はお決まりの初期設定ですね。ドラクエ11には「しばりプレイ」という設定項目があってコーラ噴きましたw 昔から「セーブしない縛り」や「戦闘せずにクリア」など、自主的なマゾプレイは存在しましたが、公式で採用したゲームは見たことありません。
ビッグタイトルにも関わらず、「おふざけ」要素が多いのも本作の特徴
ちなみに自分は「はずかしい呪い」を選択したんですが、この呪いは主人公を極度の恥ずかしがり屋さんにして、村人との会話や敵との戦闘でしばしば行動不能になります。最初は物珍しくて楽しかったんですが、だんだん面倒になり設定解除。ちなみに、「しばりプレイ」はゲーム進行中にいつでも解除できますが、一度解除すると元に戻すことはできません。
「はずかしい呪い」で村人との会話に失敗することも
そして、この少年が本作の主人公。完全に鳥山明風のルックスですね。ちなみに彼、ストーリー全編を通じて、ずっと無表情(ムッツリ)ですw そのせいで、物語の主人公にもかかわらず、キャラ的な魅力が全く無いのが残念です。
主人公は鉄壁のムッツリ男です
そして、主人公が16歳になったある日のこと、自分が伝説の勇者の生まれ変わりであることを告げられ、デルカダール地方の王様に謁見するために村を出るのでした。ってゆーか、この話の流れはムチャでしょう(爆
だがしかし!
デルカダール王に拝謁するや、勇者は悪魔の子であるとして捉えられてしまう。危うし勇者!どうなる勇者!?
そして地下牢の中で、囚われの盗賊カミュと出会う。夢の中で勇者を助けよとの天啓を授かったカミュは、牢内の隠し通路から勇者とともに脱出を試みるのだった。
ちなみに、最近発売されたソニーの「ワイヤレスネックスピーカー」はゲームプレイとの相性が最高です。よかったら下の記事もあわせてお読みください。
デルカダール城脱出から「たびのとびら」まで
デルカダール城を脱出したところで、毎度お馴染みの「ドラゴンクエストマーチ」とともに、オープニング映像が流れます。下の画像の女の子は、この先のストーリーで仲間になる双賢の美少女セーニャ。
オープニング映像終了後、サイヤ人盗賊カミュが仲間になります。カミュが勇者に助太刀する理由はストーリー中盤で明らかになります。
サイヤ人に似すぎです
そして、主人公はカミュの頼み事で、デルカダール城の宝「レッドオーブ」を手に入れるため、再びデルカダール城に潜入します。しかし、カミュの元相棒デクによれば、レッドオーブはすでに城には無いとのことでした。
泥棒仲間のデクは商人として成功していた
このあと主人公とカミュが再び城から脱出したところで、「ふしぎな鍛冶台」が仕えるようになります。町やダンジョンなど世界中に散らばる調合資料(レシピ)を集めることで、素材から装備品を造ることができます。
路頭に迷った主人公とカミュは、いったん主人公の故郷「イシの村」へ戻ることに。その途中、ザコ敵とのイベント戦の中で、「れんけい」という強烈な戦技が発動されます。
実際のところ、「れんけい」を狙って発動させることは難しいので、ボス戦で連発するような使い方は不可能です。ただし、「れんけい」の中には経験値稼ぎに役立つ技や、クエストクリアに必要となる技もあり、ストーリー展開とは別の目的で使うことが多いでしょう。
そして、主人公とカミュがイシの村に着くと、村はデルカダールの手の者により破壊されていました(この直前、主人公は過去にタイムスリップし、自分がいまは亡きユグノア国の王子であり、イシの村で育てられた経緯が明らかになります)。
主人公一行は「レッドオーブ」が隠されているという情報を得て、デルカダール神殿へと向かいます。ダンジョン内には、倒したあとに「乗る」ことができる的がいます。ドラクエモンスターズのシステムを踏襲したものですが、高くジャンプしたり、突進したり、空を飛んだり、なかなか楽しいです。
そして、ダンジョン最奥部でボスキャラを討伐すると「レッドオーブ」が手に入ります。6色のローブを手に入れることで「ある場所」に行けるようになるのですが、それはまだまだ先の話です。
レッドオーブを手に入れてホッとしたのも束の間、デルカダール王国の将軍グレイグが主人公を捕縛しに来ます。実はグレイグもストーリー終盤で仲間になるのですが、それもまた先の話です。
将軍グレイグの追跡を振り切った主人公一行は、「たびのとびら」みたいな渦から別世界にワープするのでした。ちなみに、「たびのとびら」でのワープは、ストーリー中でこの1回限りのイベントです。
そして2人は別大陸へ。。
カミュ「しかし・・ここはどこだ?見渡す限り、なんにもねえぞ・・」
いきなり殺風景な場所に飛ばされて困惑する2人です。そりゃそうだよね。
ホムラの里からサマディー王国まで
岩と砂だらけの荒野を進むと、「ホムラの里」に到着。温泉が名物だというジパング的な雰囲気は、どことなくPCエンジンの名作「天外魔境」を思い出す人も多いはず。
この村で出会うのが、魔法使いベロニカ。
ベロニカ「・・まさか、こんな所でアンタに会えるなんて。運命って、わからないものね」
なぜかベロニカは、主人公との出会いを予言していたかのようなセリフを吐きます。
そして主人公は、ベロニカの頼みで、ベロニカの妹セーニャを探しに、「荒野の地下迷宮」へと探索に向かいます。ダンジョン内で登場するザコ敵「スカルライダー」を倒すと、壁をよじ登る乗り物になります。
そしてダンジョン最奥部でセーニャを発見。ベロニカとセーニャは、伝説の勇者を助けたという賢者セニカの再来だとされる、双子の姉妹なのでした。ちなみに、ベロニカが7歳児くらいの風貌なのは、悪魔の呪いのせいなのだそう(ストーリー後半で本来の姿のベロニカが見れますが、あまりイケてません)。
そして、双賢の美少女、セーニャとベロニカを加えて、4人パーティーとなります。これでようやくドラクエらしくなりましたね。
主人公一行はホムラの里から西に移動し、砂漠の国、サマディー王国を訪れます。城下町に人造人間18号っぽい女性がいたので記念撮影w
この町ではミニゲームとして競馬レースを楽しむことができます。なんとなく「龍が如く」を思い出しますが、本作でアクション要素はこれだけです。
なお、本作はクエストなどのやり込み要素が多いので、トロフィーも含めてコンプしたい人は、攻略サイトや公式ガイドを参考にすると早いです。
そして、サマディー王国でのミッションは、見栄っ張りな王子ファーリスの影武者として、ファーリス杯(競馬ゲーム)で優勝すること、砂漠の魔物を討伐することの2つです。
見栄っ張りな王子ファーリス
サマディー王国でのイベントを全て終えると、旅芸人のシルビアが仲間に加わります。シルビアの特技「ハッスルダンス」は味方全体のHPを小回復(70~)できるので、ボス戦を含めて中盤まで重宝します。
なお、外見から想像できると思いますが、シルビアはオネエ丸出しの痛いキャラです。演出にやり過ぎな部分もあって、ドラクエ11の反省点を指摘するならコイツです。
自分は生理的にムリです。
港町ダーハネールからシルビア号入手まで
そして主人公一行は大陸を西へと進み、港町ダーハネールを訪れます。商都として栄える港町に心浮かれたのも束の間、主人公を追跡してきたデルカダール王国の軍師ホメロスと戦闘になります。ちなみにホメロスは、ラスボスの直前でも戦うことになる重要な敵キャラですが、それはだいぶ先の話です。
なんとかホメロスの追跡を振り切ると、ダーハネールに停泊していたシルビアの船(シルビア号)で海上移動が可能になります。
というわけで、中盤ストーリーへと続きます。自分はミニゲームやクエストで寄り道せずにプレイしましたが、この時点で20時間くらいかかりました。前作までとは段違いのボリュームなので、時間に余裕の無い人にはシンドイかもしれません。