Excel数表をPNGファイルに変換する(おそらく最も簡単な)方法を紹介します。数表を画像変換すれば、活用の幅が大きく広がります!プレゼン資料はもちろん、これまでtableタグに四苦八苦していたブロガーさんにもお薦めです。
この記事では「Excel数表をPNGファイルに変換する方法」をご紹介します。
Excel数表を画像化する方法はいくつかあると思いますが、おそらく本記事で紹介する方法が最も手間が少なく、かつ、様々な縦横サイズに対応できるものと思います。
数表を画像化する利点
- パワポにもブログにも貼付けできる
- 媒体に合わせて拡大縮小が可能
- Excelで作表したままのデザインを保持できる
他にも、ブロガーやウェブデザイナーが最も嫌がるであろう、tableタグやCSSとの不毛な格闘をせずに済みます。どれだけデザインにこだわっても、CSSコードが長くなることはありません。画像サイズを縮小できるので、横スクロールせずに数表全体を表示できるのも魅力です。
また、PNG形式は拡大しても文字輪郭がシャギーしにくいので、大型の印刷物や商業出版物でなければ、必要十分なクオリティが得られます。
以下、Excel数表をPNGファイルに変換する手順です。
手順1)Excelで普通に作表する
まずは、使い慣れたソフトで自由に作表してください。
もちろん、Excelでなくても構いません。Mac使いならNumbersでもOKですし、Wordだって花子だって、元データの作成ソフトは何でも大丈夫です。
手順2)PDFファイルで保存する
手順1で作った数表を、PDF形式で保存してください。
Windowsなら、「名前をつけて保存」画面のファイル形式でPDFを選んでも構いませんし、印刷画面のプリンタ設定でADOBE PDFを選んでも構いません。どっちでもOK。
手順3)PDFからPNGに変換する
手順2で作成したPDFファイルを、PNGファイルに変換します。
ここがポイントであり、タネ明かしでもありますが、無料で利用できるウェブサービスが多数あります。わたしがいつも使わせていただいているのは、「PNG to PDF」という、そのまんまの名称のサイトです。
使い方は簡単で、ブラウザ上にPDFファイルをドラッグ・アンド・ドロップするだけで、自動でPNGファイルに変換してくれます。
なお、こちらのウェブサービスでは「アップロードされたデータは全て1時間後に削除されます」とのことですが、情報漏えいリスクに関しては自己責任で判断ください。
手順4)余白のトリミング
手順3で変換したPNGファイルは、元ファイル(PDFファイル)のままの縦横サイズとなるため、Windowsならペイント等のソフトで余白をトリミングします。
手順1で作成した数表が、以下のような画像ファイルになりました。
もちろん、PNGファイルなので縮小も可能です。
以上となります。
今回はニーズの高そうな「ExcelからPNGへの変換」の事例を紹介しましたが、PNG形式で保存のできないソフトでも、いったんPDF形式を経由させれば、PNGファイルに変換できるのがミソです。