ねかつちう。

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【自腹レビュー】Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオは個人ブロガーの「ブツ撮り」に最適

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こんにちは、ちうぱんです。

つい先日、Amazonから重量級の梱包物(もはや小包とは言えないw)が届いてて、何やろ~?と思って開けてみたら、ずーっと入荷待ちになっていた「ポータブルフォトスタジオ」がようやく配送されました。

www.nekatsu.com

たかだか趣味用(しかもブログ用w)の撮影機材に1万円以上も投じるのはどうかと思いましたが、いちおうブログでお約束したとおり人柱になっちゃいました(滝汗

というわけで本日は、個人ブロガーのブツ撮りに最適な「Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオ」についてレビューしますよ!

「ブツ撮り」の最強ツール、その特長とは?

では早速、ポータブルフォトスタジオの特長から。少々お高い品物ですが、類似品とは一味違う、高機能、高付加価値を備えた逸品となります。

こんな写真が誰にでも撮れる

詳しい説明は後にして、まずはポータブルフォトスタジオを使って撮影した写真を一枚ご覧ください。自宅にあったトミカをiPhoneで撮ってみました。

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どうでしょう?ネットショッピングの商品撮影にも十分に使えるクオリティですよね。

通常だと、こうした写真を撮るためには、太陽光の入らない撮影ルームで、2方向からライトを当てる必要があるんですよね。ポータブルフォトスタジオは、これひとつで、プロ並みの撮影環境をどこでも再現できます。

瞬間組み立て!リアルに所要時間10秒

さて、いくら高機能なフォトボックスでも、組み立てに時間がかかってしまっては、普段使いするのが億劫になってしまいますよね。

せっかく買ったのに、組み立てが面倒だからテーブルの上で撮っちゃってます、みたいな撮影アイテムが多いんじゃないでしょうか?

しかし、(ここが個人的に一番気に入ってるんですが)本製品の組み立てはメチャクチャ簡単ですよ!文字で説明するより、パラパラ動画を作ってみたのでご覧あれ。

いちおう見出しにはキリのいい数字で10秒としていますが、実測でも約10秒というところです。持ち運び用の取っ手をバゴンと開いて、背景紙をおろして、ホントにこれだけですからね。

痒いところに手の届いた高機能、高付加価値

上でも説明したとおり、本製品は組み立てがチョ~簡単で、プロ顔負けの写真がチョ~簡単に撮影できます。

そのヒミツは言うまでもなく、Amazonベーシック(グローバルに企画開発されるプライベートブランド)の企画開発力の高さですよ。

組立時間を短縮するために、背景紙、ライト、レフ板をすべて内蔵し、本体上部のファスナーに電源アダプタの収納ポケットを付けています。だから、組み立てが簡単なのはもちろん、持ち運びもチョ~便利なんですよね。

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本体上部には電源アダプタを収納。その上にポッカリと丸い穴が?これは被写体を上部から撮影するための「のぞき穴」なんです(こういうところが素晴らしい!)

さて、まだまだレビューは続きますが、ネットショッピングの運営者さんはもちろん、写真多用の個人ブロガーさんにも、超アルティメット級にオススメしたい製品です。

小物だけでなくデスクトップPCまでギリギリOK

本製品は直径30cmくらいまでの小物の撮影に最適ですが、サイズとしてはミドルタワー級のデスクトップPCまでギリギリ対応が可能です。

このように大型の被写体を撮影する場合、さすがに側壁が写り込んでしまいますが、ネットオークションの出品写真などに使う分には問題ありませんよね。

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ファーストインプレッションは「でかっ!おもっ!」

さて、褒めるばかりではレビューになりませんよね。しっかりと、ここはチョット!という点についてもズバズバ指弾していきますよw

冒頭でも書いたように、ポータブルフォトスタジオはかなりの重量級です。

メジャーで寸法を測ってみると「76×63×5cm」なんですが、サイズ以上に大きく感じるのは、約7kgという重さのせいだと思います。

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同様の他社製品だと、同じくらいの大きさでもけっこう軽かったりするんですけどね、当製品はけっこう作りが頑丈なのと、背景紙や撮影用ライトなどを全て内蔵しているので、かーなーり、重いです。

収納時の厚さはわずか5cmとヒジョーにコンパクトだし、手提げ用の取っ手が付いてるので移動も便利なんですが、あくまで家庭内での「ポータブル」だと考えてください。

チョ~簡単な組み立て&全方位360度レフ板という高機能

重要なので繰り返しますね。おそらく当製品の最大の特長だと思うんですが、組み立てがメチャクチャ簡単です。感心するほど考え抜かれた設計と機能性の高さですよ。

組み立てが簡単な理由は、本体に「ライト」「レフ板」「背景紙」が内蔵されているからですね。特に本製品は正面側のレフ板も内蔵していることが特長です。

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正面のカバーに「のぞき穴」を搭載!内側はレフ板

「正面側レフ板カバー」の搭載により、本製品は360度、全方位から光を当てることができますっ!

全方位を光源にできるということは、不必要な陰を消し、映り込みを防止するためにも有効です。正面側レフ板カバーは本製品のヒジョーに大きなメリットです。

さらに、背景紙が内蔵されているというのは本当に便利で、家庭内で移動するときに、本当にコレ1つ持ち運べばOKなんですよ。

自分はこれまで大里化学工業の「PHOTOLA」を愛用してました。こちらの製品、光源を自由自在に操れるというメリットは唯一無二なんですが、パーツが多いので場所を変えづらいんですよね。あと、背景紙の出し入れは何度やっても面倒です。

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納期2~5ヶ月待ちの人気商品。座して待つべし

(納期について)記事執筆時点では納期2ヶ月の品薄商品でしたが、現在では即納可能となっています。

Amazonベーシック ポータブルフォトスタジオは、価格は12,910円と決してお安い品物ではありません(Amazonは売価を固定しないため、価格は本日時点)。

しかし、同じサイズで質の低い類似品が1万円弱はすること、また、上で紹介した「PHOTOLA」の価格が約2倍(安いショップでも2.5万円)であることを考えれば、お値打ちな価格なんじゃないかと思います。

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何でも撮れるビッグサイズ。写真中央はトミカです

ただし、1つ問題があって。。

納期が2~5ヶ月待ちです。

これは心折れますね (´;ω;`)ウッ…

もうちょっと人気が落ち着いてから買えばいいんじゃないかと。

しかしですね、自分の場合ですけど、結果的に1ヶ月待ってみても、在庫状況が改善されることはありませんでした。ずーっと、2~5ヶ月待ちのままです。

そういうわけで、8月14日に注文して、配達されたのが9月28日でした。最低2ヶ月は覚悟してたわけですが、実際には1ヶ月半で届いたということになります。

個人ブロガーの「ブツ撮り」には最適。あえてデメリットをあげれば、背景色が白だけという点が惜しい

自分はAmazonのグローバル企画商品「Amazonベーシック」の大ファンなんですが、ポータブルフォトスタジオも例外ではなく、安心して80点以上を付けられる商品です。

お手軽な撮影キットとして、本製品より機能的に優れた選択肢は見当たらないんじゃないでしょうか。

数々の撮影グッズを試してきたワタクシですが、ここまで考え抜かれて設計された製品は他に知りません。感動モノです。

機能面でデメリットをあげれば、背景色が白のみ、という点だと思います。

個人ブロガーの「ブツ撮り」にはさほどマイナスではないんですが、ネットショップやオークションの出品用写真の撮影とかだと、品物に合わせて背景色を水色やピンクに変更したりしますよね?お仕事で使いたい人には、ここは注意点でしょうね。

製品外観(写真)

下の写真は天面からの外観写真です。中央の穴は被写体を天面から撮影するための「のぞき穴」となります。これにより、光沢のある被写体であっても、カメラや撮影者の映り込みを防ぎます。
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組み立てると立方体に(デカいです)
天面左奥のベルクロを開けると、電源ケーブルの差し込み口が現れます。
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正面左奥のベルクロを開けるとACアダプタの穴がコンニチワ

撮影キットはTPOで使い分けよう

今回紹介したAmazonベーシック ポータブルフォトスタジオは、ビッグサイズにもかかわらず、一瞬で組み立てが可能という、非常に機能性の高い撮影ボックスでした。

一方で、被写体やTPOに応じて、その他の撮影キットと使い分けるのも便利ですよ。以下では自分が実際に購入して使ってみた撮影キットを紹介していきます。

大里化学工業 PHOTOLA

まずは、大里化学工業という下町の町工場が作ったヒット商品「PHOTOLA(フォトラ)」です。詳細なレビューは下記をご覧ください。

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PHOTOLA(フォトラ)は撮影ボックスではなく、照明機材がメインの撮影キットとなります。

2台の照明機材の設置位置を工夫することで、光の当たり加減で、被写体の表情が変化します。料理ブロガーさんや、ライティングにこだわりたいハイアマチュアにもおすすめです。

また、製品本体はA4サイズと小型のため、本棚にも収納可能な保管性の良さもポイントです。

なお、上記のとおり製品本体は小型ですが、背景紙の長辺が1mほどあるため、ダイニングテーブルくらいの大きさの作業台が必要となります。

PULUZ撮影ボックス

お次は「PULUZ撮影ボックス」という中国メーカーによる撮影キットです。詳細なレビューは下記をご覧ください。

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中国メーカー製とは言えども、「安かろう悪かろう」ではなく、むしろ安くもないし、LED光量調節が可能だったり機能性も高いです。手持ちの撮影キットの中で、もっとも使用頻度が高いのがこちらの製品です。

3辺40cmと60cmの2サイズが展開されており、自分は40cmサイズを組み立てたままの状態で作業場に常備しています。出しっぱなしにして使うには絶妙なサイズですよ。

というわけでレビューは以上っ!