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PS4最新作「スパイダーマン」はシステムと難易度が絶妙な鉄板洋ゲーでした(つれづれレビュー)

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こんにちは、ねかぱんです。

今回はPS4最新作「スパイダーマン」をプレイしていきますよ!

本作はファミ通評価ではレビュアー全員が9点(合計36点)でプラチナ殿堂入り。戦争ゲーム以外の洋ゲーアクションとしては、ゴッド・オブ・ウォーに次ぐ高評価となっています。

www.nekatsu.com

Amazonレビューも5点中4.4点(記事執筆時点)となっており、購入者からの評価が高いのも安心材料です。ちなみに、「すぐ死ぬ」というレビューもありますが、回避をサボると死ぬというだけで、3段階の難易度調整と、死んだら体力全開で直前リスタートという親切設計ですから、どんどん死んで下さい(笑。アクション苦手な自分でも、ちゃんと先に進めてます。

では早速プレイいってみよ~!

スパイダーマンに関する評価と感想

ひととおり本編をクリアしましたので、本作「スパイダーマン」について、操作性、

難易度、ストーリーの3点から評価していきたいと思います。

操作性:★★★★★

本作では、スパイダーマンの多彩なアクションを実現するため、コントローラーのほぼ全てのボタンを使います(使わないのは十字ボタンの上左右くらいです)。この操作に慣れるまでが修行なんですが、タイミングのシビアな操作は少ないので、アクション苦手な人でも対応可能なレベルだと思います。また、プレイヤーがボタン操作に習熟できるよう、チュートリアルやミッションが工夫されています。

難易度:★★★★★

難易度は3段階から選ぶことができ、自分は中難度(Amazing)でプレイしましたが、アクション苦手な自分には最適の歯ごたえでした。ときどき死んで、リトライ1回でクリアできる難易度です。しかも、メインストーリーでは、途中で死んでしまっても、体力MAXの状態で、直前からリスタート可能という親切設計です。

なお、ゲーム終盤のライノ&スコーピオン戦だけは、ライノの弱点が非常に狭いため、けっこう運要素もあるかなと思いました。

ストーリー:★★★☆☆

本作のストーリーをザックリ言うと、NY市長で親友の父であるオズボーンが、息子の病気を治すための薬品を開発するのだが、その薬品は「デビルズブレス」という毒物への転用が可能だった。オズボーンに恨みを抱くMr.ネガティブとオクタビアス博士は、デビルズブレスを使って復讐を果たそうとするが、スパイダーマンが悪事を阻む、という物語である。

お馴染みの人物や敵役が総登場させつつ、完全オリジナルのストーリーとして上手くまとまっていると思います。ただし、ストーリー進行のテンポが悪いせいか、あるいは、メインストーリーとあまり関係の無い寄り道が多いせいか、物語の本筋がよく分からないままゲームを進めるような状態に陥ります。装備強化に必要なミッションをこなしながらプレイすると、余計にストーリーが頭から抜けがちになります。というわけで★2つ原点。

総評:★★★★★

ストーリー展開にやや残念なところもありますが、アクションゲームとしての質の高さは超一級です。ボタン連打だけの単調な格闘だけでなく、スパイダーマンらしい美麗な攻撃技の数々、そして、オープンワールドによる敵アジト攻略時の戦略性の高さも絶大な魅力です。

また、ところどころにステルスイベントやミニゲームが挿入され、長めのストーリーを飽きさせない工夫も成功しています。さらに、洋ゲーらしい精緻なグラフィックは、国産ゲームメーカーを時代遅れなものに感じさせるでしょう。

間違いなく、お金を出してプレイする価値のある作品として太鼓判です。

プレイ開始!~まずは本作の特徴をザックリと~

それではプレイ開始です。

超有名なキャラクターなので説明不要だと思いますが、スパイダーマンの正体であるピーター・パーカーが、警察無線に叩き起こされるところから始まります。

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最初の敵は大富豪のフィスク。

悪事を重ねてきたフィスクに対して、いよいよ警察の大捕物が始まるという設定です。

フィスク逮捕まではチュートリアルを兼ねているので、ボタン操作を確認しながら進めていきましょう。ボタン連打でもなんとかなりますが、いろいろコマンドを覚えたほうが、満足感が高まると思います。

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動きが速すぎてスクショが粗いんですが、戦闘シーンはこんな感じ。

スパイダーマンはウェブ(手糸)を使って、空間を飛びまくることが可能です。

逆に、スパイダーマンは地上戦が苦手です。敵に囲まれるとボコ死するので、攻撃にも回避にもウェブを使うことがコツです。 

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逮捕されたフィスクは、「この街の治安を守ってきたのは俺だ、お前は1ヶ月後に必ず後悔することになる」とスパイダーマンに言い残して刑務所に入ります。

ちなみに、ボス戦に限らず、回避を怠ると、わりとすぐに死にます。

でも、安心してください。

死んでも体力全開で直前リスタートとなります。

洋ゲーとはいえ、ダークソウルみたいな死にゲーではないので、アクションが苦手でもちゃんと先に進めます。

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フィスク戦のあと、スキルパネルが解放されます。

スキルパネルのシステムやデザインがゴッド・オブ・ウォーと酷似してて噴きましたw

ポイントを貯めると、様々なアクションが開放される仕組みです。週末ゲーマーにとっては、ちゃんとボタン操作を覚えられるかが鬼門になりそうです(汗

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忙しいアクションの合間にストーリーが進む

ゲーム開始から戦闘やボス戦が続きましたが、ここでようやくストーリーシーンです。

スパイダーマンの正体である主人公ピーターは、オクタビアス博士(愛称オットー)のもとで研究助手として義手開発に取り組んでいるという設定です。一時期は仮面のヒーローとしての自分に酔いしれたピーターでしたが、いまは社会の役に立つ研究を第一に考えています。

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こちら、オクタビアス博士の研究所です。グラフィックの描き込みがヤバいくらい精緻なのに驚きます。さすが洋ゲーですね。

かなり広い研究室ですが、試薬の容器などはもちろん、バランスボールやランニングマシンなど運動不足解消のフィットネス用品まで、リアルな研究室をこれでもかと再現してます。

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オクタビアス博士の研究室では、回路図を模したパズルゲームを楽しめます。アクションの合間の気分転換にちょうどいいかもしれません。

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ちなみに、本作は、スパイダーマンに関する基礎知識を持っていることが前提となっており、主人公ピーターや恋人MJ(メリー・ジェーン)に関する人物説明はほとんどありません。

基礎知識が無ければゲームを楽しめないというわけではありませんが、アニメやコンテンツなど何らかオリジナル作品に触れていると、ストーリーの行間が読めて楽しいと思います。(映画版のピーター役では、自分はトビー・マグワイアが大好きです)

さあ、広大なニューヨークを探検しよう!

本作はニューヨークが舞台となっています。

しかもオープンワールド!

個人的にオープンワールドには否定的な印象を持っていて、例えば『メタルギアソリッドV』なんかは極端な例ですが、単に広いだけの手抜き作品もあるわけです。

一方で、本作の舞台となるニューヨークの街は、建築物はもちろん、通行人や自動車まで、とにかくグラフィックが精緻に描き込まれています。『龍が如く』シリーズに登場する神室町なんかとは比較になりません。

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さて、ゲーム序盤では街全体のマップが完成していないため、ハッカーに乗っ取られた防犯アンテナを復活させていきます。防犯アンテナのハッキング解除により行動範囲を広げつつ、それと同時にメインストーリーが進行していくようなイメージです。

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本作品での街探索の要素には、以下のようなものがあります。

  • 犯罪トークン
  • バックパック・トークン
  • ランドマーク・トークン
  • リサーチ・トークン

「トークン」を和訳すると「記念品」みたいな意味ですが、要するにミッションみたいなものだと思ってください。

無視してもゲームを進められますが、武器やスーツの強化にはトークンが必要です。トークンイベントは素材収集でもあるので、面倒がらずにこなしていきましょう。

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ちなみに、ランドマーク・トークンは、マップ中の名所の写真を集めるというもの。Gravity Dazeにも似たようなものがありましたよね。

下の画像は有名なエンパイア・ステート・ビル。実在の名所もいろいろ出てくるので、ちょっとした旅行気分を味わえますよ。

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そしてストーリーは進む。フィスク逮捕で暗躍する裏組織

さて、トークン集めにハマりすぎて時間がかかってしまいましたが、ちょっとずつストーリーを進めていこうと思います。

ここでMJ登場!

スパイダーマンのヒロイン役、メリー・ジェーンですね。本作品では、主人公ピーターの「元」恋人という設定になっており、スパイダーマンの正体を唯一知る人物です。

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そのメリー・ジェーン(以下、MJ)は、新聞社の記者として、フィスクの悪事を暴こうと取材に奔走しています。行動もルックスもアメリカンな女性ですね。アメリカ人ってみんなこんな人ばっかりなの?

そして、フィスクが関与する美術品裏取引の現場にMJが潜入すると、そこに仮面をつけた武装集団が乱入してきます。彼らは美術品には目もくれず、1冊のファイルを持って立ち去っていきました。

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さて、一難去ってまた一難。スパイダーマンの日常は忙しいですね。

ニューヨーク市警のユリ・ワタナベ警部からの応援要請で、ハーマン(ショッカー)の銀行強盗を防ぎます。

「なぜ、こんなことをするの?」

スパイダーマンの質問に、ハーマンは口を閉ざします。しかし、どうやらハーマンの犯行の裏には、黒幕がいるようなのです。。

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さらにストーリーは進みますよ~。

正体不明の仮面の男たちが、次々にフィスクの組織を襲い、武器を集めているのです。

これは大規模な犯罪を企てているに違いない。ということで、スパイダーマンは隠密捜査を開始するのでした。ちなみに、仮面の男たちの組織名は「デーモン」です。

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ここまでストーリーを進めたところで、「ファストトラベル」が解禁されます。

ファストトラベルは、行ったことのある場所へ瞬時に移動できるシステムですね。本作品のマップはかなり広いので、移動時間の短縮はありがたいです。

ちなみに、ファストトラベルするとロード時間が入るんですが、ロード中の画像がシュールな感じで噴きました。スパイダーマンはスマホが大好きです。

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さて、いよいよ覆面男(デーモン)の首謀者が明らかになります。

オズボーン市長の会見会場を火の海にするデーモン、それを指揮するのはパーカーもよく知るリーという中国系アメリカ人だったのです。リーはホームレスのためのシェルターを運営する慈善活動家でもあり、ニューヨーク市から何度も表彰を受ける人物です。

なぜリーがデーモンの頭領なんだぁ!

しかし、デーモンは闇雲に破壊や略奪行為をしているわけではなく、オズボーン市長への復讐が目的のようです。

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というわけで、今回は以上っ!

順次更新していきますよ。