こんにちは、ねかぱんです。
ここ1ヶ月ほど、PC版の「アサシンクリード オデッセイ」にどっぷり浸かっているんですが、とうとう禁断の領域に足を踏み入れてしまいました。
タイトルに書いたとおりなんですが、発売直後のハイエンドグラボ「Asus R.O.G Strix-RTX2070」をポチしちゃったんですね(滝汗)PS4 ProとXbox One X本体の合計額より高価なPCパーツです。
グラボみたいな金食い虫のPCパーツには絶対に買わないぞ!という誓いを守り続けてきたんですが、物欲の前にその決意が決壊してしまいましたね。。
ちなみに、Strix-RTX2070は2018年10月に発売されたばかりの最新グラボで、価格コム最安値は現時点で9.4万円ほどです。これを実質8.1万円で購入できた理由はレビューの最後に付記しておいたので、最新グラボを安く買いたい人は併せてお読みください。
- いちおう開封の儀 ~同梱物の確認を中心に~
- Antec P100に取り付け、デカイけど余裕あり
- アサクリ最新作でも2K最高品質で平均50fpsと大健闘
- ゲーム中もとても静かな静音性
- 最新グラボを価格コム最安値より1万円以上安く購入する方法
では早速、レビューにいってみよ~!
いちおう開封の儀 ~同梱物の確認を中心に~
さて、まずは簡単に同梱物の確認です。
やはり3連ファンは圧巻ですね~(汗
ズッシリきます。これ一台でMacbook Airと同じくらいの重量ですからね。
本体以外の同梱物は以下の4点です。結束テープにはStrixのロゴが入っててカッコイイですよ。逆に、もったいなくて使えないんですけどねw
- 説明書
- ドライバCD
- 電源ケーブル
- Strixロゴ入り結束テープ
大きさの参考として、これまで使っていたStrix-GTX960と並べてみました。さすが3連ファンと2連ファンでは長さが違いますね。
メーカー公式では、Strix-RTX2070の全長は30.5cmだそうです。正直なところ、実際に取り付けてみるまで、PCケースに収まるか心配でした(滝汗
Antec P100に取り付け、デカイけど余裕あり
前置きが長くなりましたが、さっそくグラボの換装作業を行ってまいります。
取り付け先のケースは、静音性能で人気のAntec P100です。静音性が高い上に、とても軽量で扱いやすいのでオススメです(同じく静音性に定評のあるFractal DesignのR5も所有していますが、横倒しするのも大変なほど重いです)。なお、いまは後継モデルのAntec P110が発売されているので、これから買う人は新型をどうぞ。
さて、グラフィックボードの交換そのものは、そんなに難しい作業ではありません。既存のグラフィックボードを抜き、同じ場所に新しいグラボを挿すだけです。
以下、グラボ換装にあたって注意したことを3点ほど列挙します。
補助電源は8ピン+6ピンが必要
事前に注意しておくべきことの一つは、補助電源の種類ですね。Strix-RTX2070を設置するには、「8ピン+6ピン」の電源ケーブルが必要です。わたしの場合は、既存のグラボに挿さっていた電源ケーブルをそのまま流用しました。
まったく新規でグラボを増設する場合でも、Strix-RTX2070に補助電源ケーブルが付属しているので、別途購入する必要はありません。ただし、付属のケーブルはあまり長くないため、電源からグラボに届かない場合は、延長ケーブルを別に買い足す必要があります。
ケース内に30センチ超の空きスペースが必要
事前の注意事項をもう一つ。ケース内に十分な設置スペースがあることを、購入前に確認しておいてください。また、PCI-eを2.5スロット占有しますから、サウンドカードとかいろいろ挿している人も要注意です。
上でも少し書きましたが、Strix-RTX2070は、全長30.5センチ&2.5スロットの大型グラボです。これを設置するには、最低でもミドルタワー以上のPCケースが必要となります。ケース内の通気性の観点からも、あまり小さなケースに設置するのは得策ではありません。
さらに、ミドルタワー級のPCケースであっても安心できませんよ!
下の写真を見てください。ケース内部の1/3ほどをシャドウベイが占有している場合も少なくありませんから、必ずケースを開けて確認してくださいね。
自分も設置スペースを十分に確認した上で新しいグラボを購入しましたが、実際に組み込むまでは不安でした。そんな不安も杞憂に終わり、無事に自宅のAntec P100にStrix-RTX2070を設置することができました。シャドウベイとの間に2センチほど余裕があるので、全く問題ありませんでしたね。
マザーボードの破損防止に「支え棒」を設置
さらに、もう一つ気になるのがグラボの重量です。
3連ファン級のハイエンドグラボとなると、その重量は余裕で1kgを超えます。
そこで心配なのが、「グラボの自重でマザーボードが破損するのではないか?」という問題ですよね。
実際のところ、マザーボードが軋んだり、グラボが下に垂れたりということはありませんでしたが、念のため「支え棒」を設置しておきました。
支え棒に関しては、あまり商品の選択肢は多くないんですが、安心の日本品質ということで、長尾製作所のサポートステイを購入しました。PCケース内に設置してみたところ、確かに支え棒があったほうが安心感はありますね。
長々と書きましたが、グラボの取り付けに要した時間は15分ほどです。
取り付け作業を完了したら、PCを起動させてみましょう。セーフモードで起動すると思いますが、そのうちWindows10が自動的に最新ドライバのインストールを開始してくれます。わざわざ製品付属のドライバCDやメーカー公式サイトからドライバをダウンロードする手間が無いので、本当に便利な時代になったものだと驚くばかりです。
アサクリ最新作でも2K最高品質で平均50fpsと大健闘
さて、グラボの取り付けが完了したところで、早速ですがGeForce 2070の実力を試してみたいと思います。はは、これが楽しみですよ(喜
ベンチマークソフトには、「アサシンクリード オデッセイ」の公式ベンチを使います。
こちら、2018年10月に発売したばかりの最新タイトルで、ゲーム内に標準でベンチマークソフトが付属しています。3Dぐりぐりの重量級ゲームなので、推奨環境はGeForce GTX970以上となっています。ただし、GTX970ではフルHD解像度でのプレイは厳しいと思います。まさにGeForce 2000番台の実力を試すにはもってこいのソフトです。
ちなみに、アサシンクリード オデッセイは、ファミ通クロスレビューで36点(プラチナ殿堂)の評価を受けています。自分も不眠不休で遊び続けた良ゲーなので、こちらのソフトもオススメいたします。
【比較対象】Strix-GTX960(2世代前)2K解像度・最高品質
まずは比較対象として、2世代前のミドルクラスグラボ(Strix-GTX960)でベンチをとってみました。設定は2K(WQHD)解像度での最高品質です。
まあ予想どおりではありますが。。。
平均7fpsとかw
ベンチマーク中は、ずっとfpsは1桁台に張りついてましたね(泣
よく最後までベンチを完走できたなと、逆に褒めたくなるような数字です。
ちなみに、Strix-GTX960は自分が3年半前にPCを新調したときに買ったグラボで、当時は3万円ほどで売られていました。このグラボでアサシンクリード オデッセイをプレイすると、最低解像度(1280×720)の最低品質まで落とさないと動作困難です。
なお、Strix-GTX960の下取り価格は1万円前後のようで、PCパーツって本当に高く売れるんだなと思います。いろんな事情で旧世代のパーツが必要な場合もありますからね。
Strix-RTX2070 2K解像度・最高品質
では、同じ条件(2K+最高品質)で、Strix-RTX2070のベンチをとってみましょう。
ご覧のとおり、平均50fps、最小20fpsという結果でした。
本音を言えば、やや物足りない数字ですかね。
やはり平均60fpsに届かないのが惜しい。
なお、画面品質を一段階落とすと(最高⇒超高品質)、平均64fpsまで上昇しました。
GeForce GTX1080以上の実力ということで期待していたんですが、重量級ゲームの壁は本当に分厚いなと思いましたね~。
もっとも、ベンチマークソフトは意図的に重たく作られているので、実際のゲーム中であれば、余裕で平均60fps以上、最小が40fpsを下回る場面は少ないと思います。
実際にグラボ換装後にゲーム本編をプレイしてみましたが、2K+最高品質でもカクつき感は全然ありませんね。2世代前のグラボでプレイしていたときとは、まるで別物のようなグラフィックに感動さえしました。全てが違う、本当に全てが違うんですw
ゲーム中もとても静かな静音性
さらに、asusのstrixシリーズと言えば「ゼロノイズファン」の静音性ですよね。
グラボが一定温度を上回らない限りファンが回らないため、例えばネットを見たり、軽作業をする程度では全くの無音状態をキープできます。
また、上で書いたベンチマーク時でも、ファンが回っているなと気づく程度で、うるさいというレベルではありません。
自分はわざわざサイコムで静音PCを指名買いするほど騒音には敏感ですが、ゲーム中にファン音が気になることは皆無です。
PS4の爆音に辟易してるゲームファンも多いと思いますが、少なくともPS4とは別次元の静音性だと太鼓判をおします。
ハイエンドグラボはうるさいのでは?と心配な人にも安心してオススメしたいと思います。
最新グラボを価格コム最安値より1万円以上安く購入する方法
最後に、最新グラボを価格コム最安値より、大幅に安く購入する方法をご紹介します。
これはグラボに関わらず、数万円以上の高額商品を買う場合の全てに有効なんですが、いまや高額商品はヤフーショッピングで買うのが常識です。
上の写真は、実際にわたしがヤフーショッピングで購入したときの注文画面なんですが、税込み96,225円の品物が、なんと、ポイント還元後の実質価格で80,794円になりました。
表示価格に対する値引き・還元率は約15.9%です。
購入時の価格コム最安値は約9万4千円だったので、それより1万3千円ほど安く手に入った計算ですね。
自分は同じ方法で、定価32,378円の任天堂Switch本体を、実質28,148円で購入しました。家電量販店でのSwitch本体のポイント還元率はたった1%なので、間違いなくヤフーショッピングが最安です。高額商品を購入するときは、ぜったいヤフーショッピングで買うと決めてます。
よく楽天と比較されるヤフーショッピングですが、ヤフーショッピングの長所は、1)ポイントアップの条件が良心的であること、2)現金値引きクーポンが頻繁に配布されることですね。楽天にも「ポイント◯倍キャンペーン」がありますが、適用条件が厳しすぎて、ほとんど無理ゲーみたくなってますからね。
なお、ヤフーショッピングでTポイントを漏れなく荒稼ぎする方法を下記にまとめているので、あわせてお読みいただけると嬉しいです。
というわけで、今日のところは以上っ!