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【2024年最新】気温0度の自転車通勤に耐える防寒スタイル(まとめ)

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昨年から仕事場までの自転車通勤を始めました。

東京近郊住まいの筆者ですが、12月下旬以降ともなると気温1桁台前半の日も増えてきます。自転車走行時の体感温度では、余裕で氷点下にまで達します。

こちらの記事では、筆者が買い集めた防寒グッズの効果と、2024年度最強スタイルをまとめますのでご参考まで。

気温と自転車走行時の体感温度

防寒対策の前提として、気温と体感温度の違いを確認していきます。

自転車走行時は、走行速度と同じだけの風を受けるため、体感温度は気温より10度ほど低くなります。

下の表は、自転車走行時の体感温度を、走行速度と気温別にまとめたものです。東京でも1月の朝8時の平均気温は5度を下回ってくるので、体感的には余裕で氷点下となります。(注:Ke!sanサイトにて湿度55%で計算)

走行速度(=風速) 気温 10度 気温  5度 気温  0度
時速10.8km(秒速3m) 体感 2.2度 体感 -3.4度 体感 -9.0度
時速14.4km(秒速4m) 体感 1.0度 体感 -4.8度 体感 -10.6度
時速18km(秒速5m) 体感 0.1度 体感 -5.9度 体感 -11.8度

というわけで、冬場の通勤通学に自転車を使うなら、スキー場の寒さに耐えられるような防寒対策が必要と言っても大袈裟ではありません。

気温0度の自転車通勤に耐える防寒スタイル

真冬の厳寒期には東京近郊でも気温0度に迫る日が少なくないため、早朝の自転車走行には氷点下を想定した防寒対策が必須です。

筆者は厳冬期の防寒対策について毎シーズン検討しており、現在の防寒スタイルが必ずしもベストとは思っておりませんが、現時点での最適解として紹介したいと思います。

【アウター】The North Face バルトロライトジャケット

まずは、最重要の防寒具であるアウターから。

ノースフェイスの「バルトロライトジャケット」となります。

ネット上の口コミ評価では「下はシャツ1枚でOK!」とか「電車の中で暑くて着れない」などと書かれていますが、これすべて事実です。

ヒマラヤのバルトロ氷河に由来した製品名にも納得で、おそらくタウンユースとしては最強クラスの保温性と耐風性能だと思います。

以前は下記1~5の重ね着で寒さをしのいでいましたが、いまは長袖シャツの上にバルトロライトジャケットを羽織るだけで、上半身の防寒対策は万全です。

バルトロ購入前の通勤スタイル
  1. 肌着
  2. 長袖シャツ
  3. セーター ⇒ 不要
  4. パタゴニアの薄手のダウンジャケット ⇒ 不要
  5. マッキントッシュのキルティングジャケット ⇒ 不要

着ぶくれしてもOKならば何枚も重ね着すればよいですが、室内に入ったときの脱ぎ着が面倒ですよね。バルトロライトジャケットがあれば、これ1枚で体温調整が可能なので、非常に便利に感じています。

サイズ選びの参考として、身長181cmの筆者であればXLでピッタリです。ノースフェイスは海外メーカーなので海外サイズでは?と思う人もいるかもしれませんが、国内正規品はゴールドウィン(富山発祥の純国内企業)が製造しています。170cm台後半のモデルがLサイズを着こなす着用例もありますが、胴回りだけでなく袖丈が足りるかにも注意してください。防寒アウターは、手の甲を覆うぐらいの袖丈が必要だと思います。

なお、価格は筆者が購入した2023年時点で税込み64,900円で、他のノースフェイス製品と同様に少しずつ値上がりしています。抽選販売を行うショップもあるほどの人気製品なので、定価での購入が基本なのは痛いところです。

12月中旬以降になると値引き販売も見かけますが、人気色のブラック(特にXLサイズ)が品切れだったりします。欲しい人はセールを待たずに購入するのも正解かもしれません。

なお、筆者は運良く、Yahoo!ショッピングで、ブラックXLを48,230円(+961p付き)で購入できました。Yahoo!ショッピングでの値引き・ポイント還元のコツを下記ページにまとめているので、よければ見てください。

【頭部】The North Face ミッドウェイトバラクラバ

続いて、頭部を守る防寒具。気温が5度を下回る日には必須です。

ノースフェイスの「ミッドウェイトバラクラバ」となります。

俗に言う「目出し帽」であり、ちょっと怪しげでもあるアレです。

気温が5度以下(=自転車走行時の体感温度では氷点下5度!)になると、鼻や頬(ほお)が霜焼け状態になってきますよね。特に耳たぶが痛いのなんの!

このような極寒期には、頭部の寒さ対策も必須となってきます。

頭部を守る防寒具については、保温性はさほど重要ではなく、肌の露出を減らすだけでかなり寒さ(からくる痛み)が緩和されます。鼻や頬(ほお)だけなら、大き目のマスクを付けるだけでも十分に効果がありますよ。

しかし、鼻や頬(ほお)よりも寒さに弱いのが耳たぶ!

耳たぶの防寒には通常耳当てなどを使用すると思いますが、ヘルメットと併用できないほか、音が聞こえづらくなるため、安全面での問題があります。

そこで有用なのが、「バラクラバ」となります。

ノースフェイスのバラクラバには、1)ライトウェイト、2)ミッドウェイト、3)エクスペディションの3種類がありますが、東京近郊での街乗りであればミッドウェイトで十分かと思います。

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サイズ選びの参考として、身長181cmの筆者であれば、Lサイズでちょうどよい締め付け感があります。Mサイズではキツいのではないかと思います。

ブランド好きの筆者はノースフェイス製品を選びましたが、寒さを防ぐには2千円台の安物でも十分かと思います。

口コミでは「息で口周りが蒸れる」という声もありますが、鼻出しで鼻呼吸すれば問題ありません。気温0度くらいまでなら、鼻を出してもそれほど寒さは気になりません。

【手袋】ノーブランド Amazonで買った暖かそうな手袋

手袋は冬場の自転車乗りにとって最重要の防寒アイテムですが、今のところ筆者は「正解」にたどり着けていません。

アウターとお揃いにしようと、ノースフェイスの「ウインドストッパー イーチップグローブ」を購入したものの、気温1桁台前半の寒さでは親指と人差し指の感覚が麻痺してしまい、わずか2回ほどで使用の継続を断念しました。

こちらの製品は、定番の「イーチップグローブ」にゴアテックス素材を追加したもので、防風性能に期待しての購入でした。しかし、いかんせん生地の薄さはどうにもならず、保温性はイマイチと言わざるをえません。

スマホ操作はテキスト入力も可能なレベルで快適なので、11月末あたりまでの気温であれば最適な製品ではないかと思います。

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ウインドストッパー イーチップグローブ NN62119 - ザノースフェイス、ゴールドウィン
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というわけで、今のところはAmazonで買ったノーブランド品で寒さをしのいでいます。下の写真のとおり、ウインドストッパー イーチップグローブに比べると二回りほど大きく、内部が起毛素材で保温性は高めです。それでも気温0度付近では指先が冷たくなるのを感じますが、まあ我慢できる範囲かと思います。

なお、来年の冬は、ASSOS(アソス)の「ULTRAZ WINTER GLOVES」を狙っています。こちらの製品は、氷点下にも耐えるサイクリンググローブとして、その界隈では圧倒的な支持を得ています。価格は2万円オーバーと高価なものの、ぜひ試してみたいと思っています。

【脚部】ユニクロ 超極暖タイツ

下半身の防寒対策は、着替えが不要なインナーを着込むのが現実的かと思います。

筆者は、ユニクロの「超極暖タイツ」を愛用しています。

ユニクロのヒートテックタイツには、通常・極暖・超極暖の3製品がラインナップされていますが、体感温度0度未満の寒さに備えるなら、迷わず超極暖を選んでください。超極暖ですら、厳寒期には膝頭がやや冷えますので。

筆者は超極暖の購入時に、室内に入ったとき暑く感じないかな?という点が不安でしたが、むしろ暖かくて快適でした。空気の対流の関係で、足元には冷たい空気がたまるため、下半身は厚着なくらいでちょうど良いと思いました。

なお、ユニクロのヒートテック製品はシーズンごとに性能が強化されるので、着古したら買い替える楽しみもあります。超極暖だけ通常価格が1千円高い2,990円に設定されていますが、極暖と同価格帯まで値下げされる12月下旬頃が狙い目です。

以上となります。

冬場の自転車が寒くてたまらない方のご参考になれば嬉しいです。