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【住宅ローン金利】2018年4月金利はほぼ横ばい、三菱UFJ信託がネット専用住宅ローンを開始(朗報)

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こんにちは、住宅ローン持ちのちうぱんです。

2018年4月の住宅ローン金利が、金融機関各社から一斉に発表されました。

当ブログでは三井住友信託銀行と住信SBIネット銀行を中心に、住宅ローン金利の推移を定期的にウォッチしています。(筆者自身も両銀行と住宅ローンの契約経験がありますが、金利面での融資条件では最良と考えています)

住宅購入やローン借り換えの参考にしていただければ幸いです。

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2018年4月ローン金利の動向

それでは、2018年4月の住宅ローン金利を見ていきましょう。三井住友信託銀行、住信SBIネット銀行とも、前月比で0.05%以内の微減となりました。

半月前に発表されたソニー銀行の住宅ローン金利も前月比微減でしたが、これに大手他行も追随したという状況です。

www.nekatsu.com

住宅ローン金利の指標となるのが「10年国債利回り」です。1月中旬から急上昇した10年国債利回りですが、3月下旬に0%まで下落しました。ただし、すぐに反発することは織り込み済みのようで、住宅ローン金利が2016年夏頃の水準まで下がることはなさそうです。

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10年国債利回りのチャートは三井住友銀行のサイトが見やすいです。より詳細なチャートは楽天証券サイトをご覧ください。
fund.smbc.co.jp

各社4月住宅ローン金利

金利表の見方

  • 金利は今月の住宅ローン金利です。カッコ内の数字は前月金利となります。
  • 変動金利は通期引き下げ金利、固定金利は当初引き下げ金利です。
  • 融資条件により金利に幅のある場合、再優遇金利を表示しています。

三井住友信託銀行

三井住友信託銀行の4月金利は前月比でほぼ横ばいとなりました。

実店舗型の金融機関にもかかわらず、相変わらず全ての融資期間で業界最低水準の金利設定となっています。近くに店舗があるなら迷わずオススメします(他の金融機関は、金利比較されやすい10年固定金利だけ金利を低く設定していたりするのでご注意ください)。

10年固定金利で他行と比較すると、メガバンクで最も低金利な三菱東京UFJが0.80%、新規参入組ではイオン銀行が0.69%(前月比±0%)となっています。

変動 0.525(0.525)±0
固定2年 0.40(0.40)±0
固定3年 0.45(0.45)±0
固定5年 0.50(0.50)±0
固定10年 0.75(0.75)±0
固定15年 1.00(1.05)-0.05
固定20年 1.10(1.15)-0.05
固定30年 1.15(1.20)-0.05

www.smtb.jp

なお、2018年3月で惜しまれつつ住宅ローン事業から撤退した三菱UFJ信託銀行ですが、4月2日から新たにネット専用住宅ローンを開始します。三菱UFJ信託銀行は三井住友信託銀行を下回る低金利で住宅ローンを提供していただけに、どれだけの低金利を打ち出してくれるのか注目されます。

www.tr.mufg.jp

住信SBIネット銀行

ネット専用住宅ローンの中では最低水準の金利設定を継続中です。三井住友信託銀行の住宅ローンを代理販売しているため、ほぼ同水準の低金利となっています。4月金利は固定10年以上の融資期間で微減です。

変動 0.457(0.457)±0
固定2年 0.40(0.40)±0
固定3年 0.50(0.50)±0
固定5年 0.51(0.51)±0
固定10年 0.74(0.77)-0.03
固定15年 1.01(1.06)-0.05
固定20年 1.11(1.16)-0.05
固定30年 1.19(1.24)-0.05

まとめ

住宅ローン金利の指標となる10年日本国債利回りは、2018年初頭から0.10%をうかがうような急上昇を見せましたが、再び昨年末のレンジまで数字を戻しました。

いったん天井を突き破ってしまうと、あれよあれよと数字が独り歩きする可能性もあるため、住宅購入や借り換えを検討している方は機を逸さないように注意してください。

米国の金利政策もいまのところ強気を維持しているため、住ロ金利も今より大幅に金利が下がることは、まず「無い」と思われます。

金融機関別の金利比較では、実店舗型では三井住友信託銀行が、ネット手続型では住信SBIネット銀行が、業界最低水準をキープしています。

近くに店舗があるならば、迷わず三井住友信託銀行を選んで後悔無しです。メガバンクの中では三菱東京UFJ銀行が最も金利で攻めています。それ以外の実店舗型金融機関は地銀も含めて金利面での魅力はありません。なお、2018年4月より三菱UFJ信託銀行がネット専用住宅ローンを開始しますので注目したいと思います。

三井住友信託銀行に次いで低金利なのが、住信SBIネット銀行です。住信SBIネット銀行は三井住友信託銀行の住宅ローン商品を代理販売しているため、三井住友信託銀行よりも(ほんのわずかに)金利が高いです。

ただし、住信SBIネット銀行は手続きに時間がかかるため、融資実行日が迫っている場合は避けたほうがよいです。筆者も住信SBIネット銀行で住宅ローンを借り換えましたが、申込みから融資まで2ヶ月以上かかりました。

住宅ローン比較サイトで「じぶん銀行」などが低金利として紹介されている場合もありますが、アフィリエイト目的の場合もあるので注意してください。ちなみに、2017年7月の30年固定金利では、三井住友信託銀行の1.05%に対して、じぶん銀行は2.05%となっています(じぶん銀行の方が有利なのは、銀行間で比較されやすい10年固定金利のみです)。三井住友信託銀行と住信SBIネット銀行は、変動金利と全ての期間固定金利において、業界最低水準の住宅ローン金利を設定しています。

以上となります。なお、本日の記事に関連して、住宅ローン金利の先読み方法については下記記事にまとめていますので合わせてご覧ください。

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