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ソニー銀行が8月住宅ローン金利を発表!長期金利は本格的な利上げへの警戒感も

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こんにちは、住宅ローン持ちのちうぱんです。

ソニー銀行がひと足早く8月の住宅ローン金利を発表しました。

基本的に住宅ローン金利は毎月1日に更新されますが、ソニー銀行は他行よりも半月早く翌月金利を公表しています。住宅購入を控えてる人や、そろそろ借り換えたいなぁと思ってる人は、ソニー銀行の金利や10年国債利回りを参考に、来月の金利を予想してみてくださいね。

moneykit.net

固定金利は全融資期間で増

ソニー銀行の8月ローン金利は以下のとおりです。融資期間10年以下では金利微減。15年以上では金利据え置きとなっています。

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※上記金利は新規購入(自己資金10%以上)での適用金利
※借り換え等の金利は概ね上記の0.05%増し

7月金利から引き続き、長期金利上昇への警戒感を臭わせる金利動向となっています。量的緩和政策の出口も近いのではないか?という金融機関の内輪話が聞こえてくるようです。

というのも、欧州中央銀行が量的緩和政策を年内に終了すると発表したことが、少なからず日本の金融政策に影響を与えるでしょう。ゼロ金利が解除されれば、住宅ローンへの影響も甚大となります。

ちなみに、3,000万円を25年の金利固定で借りた場合、金利が0.1%違うと利息差は約41万円となります。長期ローンでは0.1%がサラリーマンの給料1ヶ月分+αです!

10年国債利回りは堅調に回復中

住宅ローン金利の指標となる10年国債利回りは、3月下旬にゼロ金利迫ったあと、直近では0.03~0.04%のレンジで推移しています。より大局的には、ながらく0.00%と0.1%の間を行ったり来たりの状況が続いており、量的緩和の出口政策が口端に上るわりには、長期金利の動きは膠着しています。

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8月1日に発表される他行の住宅ローン金利についても、ソニー銀行と同様、あまり大きな動きは無いでしょう。

なお、国債利回りが低迷していても、住宅ローン金利が最も低かった2016年8月頃の水準まで店頭金利が下がることは無いでしょう。待てば下がるという状況ではないので、ローン金利は早いほどチャンスです。

10年国債利回りのチャートでは、三井住友銀行のサイトが一番見やすいので、いちおうリンクを貼っておきます。

fund.smbc.co.jp

なお、住宅ローンについて「なにか一冊」ということであれば、累計13万部(改訂6回)の下記書籍を推奨いたします。

ご参考までバックナンバーはこちら。金利推移の分析にお役立てください。

《2018年》7月, 6月, 5月4月3月2月1月

《2017年》12月, 11月, 10月, 9月, 8月, 7月

以上となります。