こんにちは、ちうぱんです。
今回はキーボードネタ。ロジクールのK780から最新のKX800に乗り換えたのでレビューします。結論から言うと、良い部分と悪い部分が両方目立った!
おそらく、この記事の読者さんは、たかだか入力機器にウン万ものお金を使ってきたキーボードマニアだと思うので、ロジクールが有名メーカーだとかの前置きは抜き!
まずは、ロジクールの製品ラインナップにおける、KX800(別称MX KEYS)の位置付けを確認しておきます。
ザックリ言うと、ロジクールでは2番目に高価なキーボードです。
ちなみに、写真右のK800tも以前に使っていました。静音性も高く気に入っていましたが、Flow(複数デバイス間でマウスとキーボードを共有する機能)に非対応なので、K780に乗り換えていました。
写真左の最上位機CRAFT(KX1000s)も購入を考えましたが、adobe系の左手デバイスを別に所有しているため、判断を保留していたところです。
そこでお待ちかね!
今回発売されたKX800は、KX1000sから余計な(失礼!)ダイヤルを削除したモデルで、省スペースかつお値段も抑えられた製品となっています。
発売時期がコロナ騒動と重なり、当初はかなり品薄でしたが、現在は在庫が潤沢です。
待ってました!
とまあ、前置きはここまでにして、ここからは、気に入ったことや、たった一つだけ我慢できない点を書いていきたいと思います。
良かったこと
まずは、KX800に買い替えて良かった!と思ったことから。
1万円オーバーのキーボードなので、静音性やバックライトなど、高級機として当然の機能は備えています。そこはわざわざ触れません。
何より感動したのは、Flowスイッチが独立していること。ここですよ。
買い替え前に使っていたK780では、FlowでPCを切り替えるとき、FnキーとF1~F3を同時押しする必要がありました。Fnキーとの同時押しそのものは、それほど億劫でもなかったんですが、キー操作が認識されないケースが頻繁に発生するのには耐えられませんでした。
Flowスイッチが独立キーになったことで、PC切替時にキーが反応しないといったストレスから開放されました。Flowスイッチが独立キーになっているのは、最上位のKX1000sとKX800の2機種だけです。
あと、ワイヤレスのHHKBを使ってる人には共感してもらえると思うんですが、ロジクールはめっちゃ電池が長持ちです。自宅でブログを書くくらいの用途だと、何週間というレベルで充電不要。
ここがイマイチ
その一方、どーーーしても我慢できないのが、deleteキーの位置ですね。
常識的に考えたらbackspaceキーの上にdeleteキーを配置すべきでしょ。音量ボタンとか要らないから、ノーマルなキー配列にしてほしい(ちなみにK780はbackspaceの上にdeleteがあります)。
まあ、キー配列の問題については、いちおう解決策があります。
管理ソフトのLogicool Optionsで、キーボード最上段(ESCとFlowスイッチを除く)のキーに、任意のキーストロークを割り当てることができます。
というわけで、さっそくbackspaceの上の音量キーに、deleteを割り当てました。仕事場で使ってるHHKBでも、ESCキーに半角/全角を割り当ててるので、まあ良しとします。
あまり詳しく書きませんでしたが、深夜の書斎でタイピングしても家族に迷惑がかからないくらい、静音性も高くて良いキーボードですよ。
というわけで以上!
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あと、とりあえずFlow機能を使ってみたい!ということであれば、筆者が2年近く愛用していたK780もオススメです。静音性については上位機種のKX800より優れているくらいなので作りの良さは確か。
価格も実売7千円前後なので、普通の人がキーボードに支出できる上限金額という意味では、こちらがメインストリームとも言えます。ぜひ。