どもども~、ネ活ちう。でーす。
今日は自己紹介ページを充実させたいという目的もあって、自分の経験をもとに、ブロガーのサイト量産について記事を一本書いてみようと思います。
セカンドサイトを作る理由
本題に入る前にサイトを量産する目的について説明をば。
前置きなので、いちおう2つほど。
タイプ1:数を増やすことが目的の量産
1つ目は完全にアフィリエイト目的の量産。
とにかくサイトの数を増やしていくやつ。
サイトを100個でも200個でも作る。
量産型ぁ~~~
ザクッ、もとい、ジムッ
産めよ増やせよ。
増やすが正義。
仮に1サイトあたり月2000円くらいの収入であっても、100サイトあれば20万円の月収になる、、、というのが狙い。
理屈としては正しいけど。。。
月2000円って結構むずかしいよっ!
自分も主力サイト以外に半年に1回くらい更新してるかな?っていうサイトを5つくらい持ってるんですが、月2000円稼ぐには月間1万PVくらいは必要。
はてブPROの料金とか払ってたら全くペイしませんw
タイプ2:成功体験の量産化
2つ目のタイプは、すでにサイト運営に成功している人が、セカンドサイトを立ち上げるようなケースです。
すでに成功体験があるという点が特徴。
そのノウハウを量産すれば、トータルでPVやら収入が増えるという、これまた理屈としては正しいパターンです。
「今日はヒトデ祭りだぞ!」の著名ブロガーであるヒトデさんも、「今日は社畜祭りだぞ!」というセカンドサイトを立ち上げています。
ヒトデ祭りのサイト名やマスコットを引き継いでいることからも、明確に成功体験の量産化と言ってよいと思います。
勉強のためヒトデさんのセカンドサイトを見学しましたが、これがまた実に、セカンドサイトの失敗理由に先手を打っていて、とても勉強になりました。
セカンドサイトは必要なのか
結論から言ってしまうと、必要だと思います。
いや、いろんな考え方があるのは承知。
「セカンドサイトは成功しない」という考え方だってあると思う。
どうせ成功しないから不要ということ。
でもさ、、、
ブロガーにとって一番大切なものって何?
自分はPVだと思います。
収入じゃなくて、あくまでPV。
ブロガーにとっての一番大きな欲求って、自分の書いた記事を誰かに読んでもらいたい!ということだと思うんですよ。
その欲求は収入とは全く別モノ。
PV嬉し~(゚∀゚)キタコレ!! っていう感情が大きい。
だけど、サイトを運営してると、必ず壁があります。
自分にとっての壁は1日1万PVでした。
瞬間風速的に1.5万PVとかもあったけど、だいたい1万PVで行き詰まりました。
雑記系だとバズれば月に100万PVとかあると思いますが、ニッチなネタで運営してるサイトほど、手堅い需要はあるけど、PVの限界も早い。
自分のファーストサイトはまさにそれ。
その壁を突破すべく、いろいろ努力はしました。
新しい企画を打ってみたり、ブログのデザインを弄ってみたり。
そういう工夫はやり尽くした。
でも、PVの限界を突破できないんです。
その行き詰まりの状況を抜け出すための手段が、セカンドサイトの立ち上げなんですよね。
PV限界突破ァー!!
みたいな。
とても単純な発想です。
コップに入る水の量には限界がある。
ならばコップを2つに増やせばいいやんと。
ついでに3つにしとこか?みたいな。
PVは掛け算できない(公式)
でもこれ、とても危ない発想ですよね。。
「コップを増やす」という考え方は、サイトを200個作ろうとする人たちと根本的に変わりません。
どこかで必ず無理が来る。
マンパワーの限界だと言う人もいる。
たしかに、それはあると思う。
サイトを増やせば、それぞれの更新頻度が落ちる。
結果として、成功していたファーストサイトまで共倒れになる可能性もある。
でも、それだけか?
マンパワーの問題だけですかね?
もしもマンパワーの問題だけならば、人手を増やせば解決するはず。
お金で記事を買うとかね。
1文字1円で記事を書いてくれる人はたくさんいます。
たとえば、こんなのとか。
重要なのはマンパワーの問題じゃない。
自分はブログ運営はアートだと思ってます。
工場なら従業員を増やせば生産量も上がるけど、アートは製造業とは違うよねと。
アートは量を求めるほど質が下がる。
版画だって刷るほど原版が傷んでくる。
サイトを増やせばPVも増える的な掛け算は、ブログ運営には通用しないってこと!
ブロガーにとってPVは命だし、PVを増やすためにセカンドサイトを作るのはアリだと思うけど、ブログ運営はアートだってことを見落としてしまうと、安っぽい商業活動になってしまう。そこだけは自分も注意していきたいなと思います。
ってことで、以上っ!