レンタルブログへの引っ越しには「301リダイレクト」が使えない。そこで、旧サイトにcanonical属性タグを設定することで、引っ越し先の新URLを正規化してみたんだ。そうしたら、わずか数日で新URLが検索上位に出てくるようになったよ!
こんにちは、ちうぱんです。
今日は、301リダイレクトの代わりに「canonical属性タグ」を使った場合、被リンク評価の引き継ぎ効果はどうなるか?という話題です。
つい先日、以下のエントリーにて、「301リダイレクト」の代替手段として、canonical属性タグを使う方法を紹介しました。
記事の内容はざっくり以下の3点でした。
- レンタルブログへの引っ越しには「301リダイレクト」が使えない
- meta refreshとrel="canonical"で「疑似301リダイレクト」
- 特定の記事にのみ、meta refreshとcanonical属性タグを設定する方法(記事ではSeesaaブログでの例ですが、条件分岐ができれば他のレンタルブログにも適用可能)
canonical属性タグは被リンク評価の引き継ぎ効果あり!
いちおう、事前の下調べで、canonical属性タグにも被リンク評価の引き継ぎ効果があるらしい!という情報は目にしていました。
しかし、本来的にリダイレクトは「301リダイレクト」を設定するべきであり、代替手段としてcanonical属性タグを使うことをGoogleは評価してくれるのか?という懸念があったわけです。
そこで、Googleにクロールされるのを待って、canonical属性タグのSEO効果を検証したところ。。
効果あり (゚∀゚)キタコレ!!
無事に被リンク評価が引き継がれました!
待った期間は約3日。Googleのクローラーは働き者なのか、案外待たずに済みました。
検索順位の変化は下記のとおりです。
旧URL 2位
新URL 5位
まずまずの結果ではないでしょうか?被リンク評価の引き継ぎが無ければ、わずか3日でこれだけ上位検索されることはありません。
よく言われているとおり、リダイレクトすると検索順位が落ちますね。このことは「301リダイレクト」を使っても変わらないようです。
それでも、301リダイレクトが使えない場合の代替手段として、canonical属性タグにも被リンク評価の引き継ぎ効果があるということは、サイト運営者としては大変有益です。
というわけで、引っ越し先がレンタルブログの場合、定番の301リダイレクトは使えませんが、面倒でもcanonical属性タグを設定する価値は大いにあります。今回はその効果に関するご紹介でした。以上っ!