ねかつちう。

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外痔核の発症から自宅療法まとめ ~激痛に耐えた1週間の闘痔記 ~

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外痔核の発症から自宅療法による完治までの経過をまとめます。外痔核は激痛を伴いますが、必ず短期間で完治します。突然お尻に激痛が走ったらお読みいただきたい、一週間の闘痔記です。

こんにちは、ちうぱんです。

お恥ずかしい話ですが、

人生初の  を患いました。

病気なので本来は恥ずかしがる必要もないんですが、家族にも言い出しづらい、独特の恥ずかしさがあります。これは痔にかかった人にしか理解できないと思います。

病院に行こうか真剣に悩みつつも、なんとか自宅療法で完治しましたので、発症から治療の経過などをまとめます。

2019年9月6日(金)- 1日目

外痔核の発症1日目。

お昼頃から肛門に違和感を自覚しました。この時点では指で患部を触ることはしませんでしたが、感覚的には肛門から脱腸したかのような違和感です。個人的に、便秘の際に軽度の脱腸はよくあることなので、入浴時に元に戻せば大丈夫だろう、という程度に考えていました。

ところがです。

この日の夕方には、歩くのも座るのも辛いほどの痛みとなりました。仕事場からの帰り道、痛くて痛くて、すり足で歩いたのを今も覚えています。

自宅に戻るやすぐに浴室に駆け込み、痛みの元に指をあてました。すると、案の定、肛門周囲に「何か」が突起していました。この時点でも脱腸を疑っていた自分は、突起物を無理やり肛門の中に押し込みました。

これが激痛でした。

当たり前ですね。あとで書きますが、外痔核は「血豆」のようなものなんです。触るだけでも痛いのに、無理に場所を移動させたら痛いにきまってますよね。

9月7日(土)- 2日目

痛みと不安で眠れない夜が明けました。

お尻の痛みにもだえながら、寝床でスマホ片手にいろいろ調べてみたところ、痛みの原因は「痔」であることが分かりました。

痔っにぃ~はボラギノ~ル ♪

痔を患ったという確信に至るや、あの軽やかなメロディーが頭をよぎります。テレビCMの効果って意外にすごいですね。即座にあの黄色いパッケージを思い出しました。

正直なところ、店頭でボラギノールを買うのも気恥ずかしさはあるのですが、Amazonからの到着を待っている余裕はありません。迷うこと無くドラッグストアに駆け込み、「ボラギノールA軟膏」を購入したのでした。

ボラギノールには1)軟膏と2)注入軟膏があります。本記事で解説する「外痔核」の場合、患部は肛門の外側となりますので、通常の軟膏タイプを購入してください。注入軟膏は肛門の内側にできる「内痔核」への適用となります。内痔核の場合には坐薬タイプもあります。

外痔核と内痔核の違いは肉眼でも分かるので、手鏡で確認してみてください。肛門周囲に皮膚の色より黒ずんだ突起があれば外痔核です。また、突然の激痛に見舞われるのも外痔核の特徴だそうです。(正直に白状すると、この時点では内痔核と外痔核の違いを理解していなかったため、わたしは軟膏のほかに坐薬も購入してしまいました)

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なお、ボラギノールには「A軟膏」と「M軟膏」がありまして、効き目が強いのはステロイド系のA軟膏となります。ステロイド系は皮膚の弱い部分では副作用が出る場合があるとも聞きますが、一分一秒でも早くこの痛みから開放されたい気持ちから、迷うこと無くA軟膏を購入しました。なお、M軟膏はパッケージが緑色なので買い間違えることは無いと思います。

さて、ボラギノールを塗るため患部に指をあてると、昨晩より突起物がさらに大きく、しかも固くなっていました。実際のサイズは直径5mm程度かと思いますが、やたら大きく感じてしまうから不思議です。

ボラギノールには鎮痛成分が含まれているため、患部に塗った直後は、ほんの少しだけではありますが、「スーッと」します。これは確かにテレビCMでも謳われているとおりでした。

9月8日(日)- 3日目

ボラギノール軟膏を塗ってから1日が経過しました。

痛みも症状もまったく変わりません。ステロイド系の治療薬はわりと即効性があるので、「自分はボラギノールが効かない体質なんじゃないか?」という不安に襲われたりもしました。

ネットで調べたところ、外痔核の治療は基本的に保存療法(切らずに治す)そうですが、切開して中の「核」を取ると治りが早いそうです。

とにかく、座るのも辛いほど痛みがひどいので、明日にも肛門科に駆け込んで手術してもらおうかと真剣に考えたほどです。

外痔核は痛いですよ。ホントに辛いです。

9月9日(月)~9月10日(火)- 4日目・5日目

痛みに変化なし。

ネット情報によれば、「外痔核の痛みのピークは数日」ということですが、発症から5日目でも治る気配がありません。

痔持ちによるQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の低下は著しく、家事や仕事はもちろん、趣味にまで集中できません。時間が許せば寝転んで、ただひたすら時が流れるのを待つだけの毎日でした。

9月11日(水)- 6日目

前日までと変わらず辛い痛みに耐えましたが、ようやく発症6日目の晩あたりから、少しだけ、ホントに気持ち程度ですが、痛みが和らいできました。ヒリヒリする痛みが四六時中続くということがなくなりました。

もちろん、歩けば痛いし、座るのも痛い、そこは変わらないんですが、精神的にかなり楽になりましたね。

山越えた!

体の底から歓喜の声が湧き上がってきます。この喜びは痔持ちにしか分かりません。元の状態に戻るというだけなんですが、病を患ってこそ健康のありがたみを知るということなのだと思います。

9月12日(木)- 7日目

状況は前日とさほど変わらず。歩いたり座ったり、患部を刺激すると痛みが走ります。

それでも、快方に向かっているという安心感は心強く、これまでの日常を徐々に取り戻していきました。わずか数日前までは、痛みによる憂鬱から読書さえできませんでしたからね。

9月15日(日)- 10日目

ここ数日、徐々に痛みが引いてきて、発症から10日目にはほぼ痛みが無くなった。

とはいえ、外痔核の突起だけはサイズも変わらず残っているので、ボラギノール軟膏は引き続き塗り続けている。

9月19日(木)- 14日目

時は流れて2週間。外痔核の突起もほぼ消え、この日をもって完治とした。外痔核との戦いに終止符を打ったが、なんとも不毛な戦いでもあった。病との戦いとはそういうものである、という哲学的発見を得て、この闘痔記に筆を置くこととします。

以上。長文をお読みいただき感謝いたします。