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AirPowerが発売中止になったので『5コイル』充電マットを購入してみた件

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こんにちは、ちうぱんです。

Appleによる新製品の発表ラッシュの裏側で、ワイヤレス充電マット「AirPower」がひっそりと発売中止になっちゃいましたね。

個人的にはずっと待ち続けていた周辺機器なので残念に思いますが、気持ちを切り替えて?その「代用品」を購入してみました。

それでは早速、レビューいってみよー!

5コイル搭載の中国製Qi充電マットを購入してみた

発売中止となった「AirPower」は、32個もの充電コイルを搭載するものと噂されていました。他製品のコイル数は1つとか2つが大半ですから、圧倒的な数ですね。

そこで、「AirPower」の理想には遠く及びませんが、5つの充電コイルを搭載したQi充電マットを購入してみました。

CHOETECK(チューテック?)という在中国のメーカーですが、いちおう各国語対応の通販サイトも持っているので、ちょっと信頼できるかな?という印象です。

公式サイトによれば、製品名は「PowerDual 5 Coils Fast Wireless Charger Pad」のようですが、この名称でAmazon検索してもヒットしませんw まあご愛嬌ですね。

製品スペック ~5つのコイルで2台同時充電~

さて、実使用レビューの前に、簡単に本製品のスペックを確認していきます。

同時充電台数は2台まで

同時充電が可能な電子機器の台数は2台です。コイルは5つですが、出力は2系統となりますからご注意を。

ちなみに、どちらの出力系統も定格1.1Aなので、有線による高速充電(2.4A)に比べると時間はかかります。実測による充電速度は後述します。

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Appleの「AirPower」は3台同時充電が可能とされていたので、出力系統数を増やすのは難しいんでしょうね。

位置決めせずに充電できる利便性

5コイル搭載による最大のウリだと思うんですが、位置決めせずに充電できる利便性が特徴です。これは便利ですね。

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一度でも無線充電(Qi)を使ったことのある人はご存知だと思うんですが、少しでも位置がズレると充電できなかったりするんですよね。

なので、「自分はスマホしか充電しない!」という確信があるならば、位置合わせが不要なホルダータイプの無線充電器も便利だと思いますよ。

ノーブランドには珍しいUSB-C端子

本製品への電源供給はUSB-C端子となります。

ノーブランド製品はマイクロUSBが多いので、今後の汎用性を考えるとGoodです。

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ちなみに、QuickCharge3.0対応の電源アダプタを使用すると、本製品の性能をフルに発揮できるようです。QuickCharge持ちの人には便利な仕様となっています。

実測レビュー ~無線充電はやっぱり便利でした~

だいぶ前置きが長くなりましたが、さっそく「5コイル搭載の無線充電パッド」を使ってみます。

まずは、内容物の確認です。無線充電器本体と、片側USB-Cケーブル、それに紙類が2つです。かなりAnkerを意識したデザインだと思います。

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サイズとしては、iphoneXSとだいたい同じです。

スマホを1台充電する場合には、下の写真のように横置きすると、わずらわしい位置合わせが不要です。

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ほぼ百発百中で充電OK ~横方向の位置合わせは不要~

まずは、本製品のウリである「5コイル」の効果を検証します。

基本的にコイルの数が多いほど、位置合わせしなくても充電が可能なはずです。

手持ちのiPhone XSで検証してみたところ、本製品の充電可能エリアは、下の写真の赤枠のあたりです。横方向が圧倒的に広いですね。

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「どこに置いても充電可能」というほどではありませんが、縦方向の位置合わせさえ気を付ければ、ほぼ百発百中で充電可能です。

先日購入したばかりの第2世代AirPodsで試しても同じ結果だったので、5コイルはスペックどおりの効果を発揮したと言えるでしょう。

文庫本238ページを挟んでも充電可能

さらに、無線充電パッドとスマホの間に、遮蔽物を挟んで充電してみました。

実験の結果、238ページの文庫本を挟んでも充電可能でした。かなり厚めのスマホケースでも、問題なく充電が可能と思われます。

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なお、クレジットカードを収納可能なスマホケースを使用している人はご注意ください。無線充電により磁気カードに異常が生じる可能性があります。

自分もこれまでクレカ内蔵ケースを便利に使っていましたが、無線充電パッドの購入を機に、定評のあるTORRASの薄型ケースに買い換えました。

充電速度は30分で12%くらい

本製品による無線充電の速度ですが、iphoneXSでは30分で12%ほど充電可能でした。

パソコンからUSB給電した場合と同等の充電速度ですが、電源アダプタへの直挿しに比べると見劣りしますね。

やはり充電速度はほどほどなので、ケーブル充電との使い分けは必要だと思います。バッテリー残量が少ない場合や、外出前の充電時などは、ケーブル充電しておいた方が無難です。

ちなみに、取説によれば、QuickCharge電源アダプタに接続すると、高速ワイヤレス充電が可能とのことです。QuickChargeもそれほど対応製品が多くないので、そこに追加投資するかは価値観でしょうね。

まとめ

すでに商品化されている無線充電ですが、AirPowerが発売中止になったように、まだまだ技術的なハードルが高い、開発途上の技術だと思っています。

今回、AirPowerの代用品としてChoeteckの5コイル無線充電パッドを購入しましたが、はたして本当に代用品となっているのか?は、AirPowerが企画倒れになってしまったため、なんとも言えません。

ただし、iCloudやDropboxなどでデータ同期がワイヤレス化された現在、充電のためだけにケーブルを抜き差しするのはスマートではないと思います。

また、本製品は2台まで同時充電が可能なので、AirPods(第2世代)やApple Watchを持っている人には、ケーブルを何本も使わずに済むというメリットもあります。

というわけで、今回は以上っ!