こんにちは、ちうぱんです。
今日はMacBookの冷却に関する話題です。
自分はWindows10をメインに使いつつ、6年モノのMacBook Airをサブで使用してます。
ちなみに用途は、メール(Spark)、毎日巡回してるサイトの常時表示、Spotifyの3つです。これらの用途なら型落ちのMacBookでも十分だし、逆にメイン機に集約すると結構メモリを喰います。ちなみにSparkはWindows版が無いですが、すごく使いやすいのでお勧め。
しかしまあ、ノートPCの何が困るかというと、排熱のための騒音ですね。
シュコォーーーーーォォオ
みたいな音が鳴りまくるわけです。
夏場とは言え、エアコンの効いた室内でも、聞くに堪えないファン音を鳴らします。
ぜんっぜんクールじゃないっ。
MacBookなのにっ!
イライライラッ!
とうとう騒音に我慢ならなくなったので、排熱効率を高めることで静音化できないかと、いろいろ試してみましたよ。という感じのお話です。
ノーマル状態では表面温度32.5℃
静音化を試す前に、まずはbeforeな温度を測ってみましよう。
その道のプロではないので、シロウト感満載なテスト環境はご笑覧ください。
書斎の木製デスクにMacBookを直置きし、YouTubeを20分程ぶん回してみました。
予想どおり、数分でファンがブンブン丸になり、いつものファン音がシュコォーーと鳴り出しました。
最も熱くなってる部分を料理用のスティック温度計で計測してみたところ、32.5度となりました。たぶんサーモカメラとか使えば、40度以上になってると思います。
ちなみに、写真の木製デスクは浜本工芸という皇室御用達の名門メーカー製です。国産ナラ材の柔らかな質感が素晴らしい逸品です。
アルミ製PCスタンドによる排熱効果は-0.4度
比較元となる通常使用での温度の測定を終えたので、さっそく排熱アイテムの効果を検証してまいりましょう。
まずは、アルミ製のPCスタンドです。
AxmdaというノーブランドのPCスタンドですが、なかなか造りの良い製品で、撮って出しレビューは過去記事をご覧下さい。
素材が金属ということもあり、メーカーのコメントではPCの冷却効果があるそうです。ただし、MacBook Airの背面にはゴム足が付いているため、熱源とPCスタンドが直に触れているわけではありません。
というわけで、検証開始。
先ほどと同様にYouTubeを20分ぶん回したあとの温度がこちら。
・・・・(´;ω;`)ウッ…
まさかの、-0.4度。
誤差というやつですね、これは。
残念ながらPCスタンドの冷却効果はオマケ程度のもののようでした。
ちなみに、高級トースターで有名になったバルミューダが、冷却効果をウリにしたPCスタンドを近々販売を開始します。
こちら、冷却効果が-4度~10度(平均7度)ということで、実際にこれだけの効果があれば、ファン音もかなり低減されるのかもしれません。でも、高いです。。
サンワサプライの「冷却アルミパッド激冷」の効果を試す
上でも書いたとおり、PCスタンドの冷却効果は期待ハズレなものでした。
そこで、サンワサプライのお手軽冷却グッズ「冷却アルミパッド激冷」を試してみることにしましたよ。カー用品にありがちな商品名なのはご愛嬌で。
冷却パッドの背面はジェル状の粘着素材のため、貼ったり剥がしたりが容易で、剥がした跡も残りません。このあたりの使い勝手は優秀だと思います。
それでは、冷却パッドをMacBook Airの背面にペタペタと貼ってまいりましょう。MacBook Airの熱源はヒンジの手前にあります。正直なところ、中年男性のサロンパスみたいでクールではありませんw
アルミ冷却パッドの高さはゴム足とだいたい同じです。上の写真のように4枚ほど貼ってみましたが、本体がガタつくようなことはありませんでした。
というわけで、検証開始。
先ほどと同様にYouTubeを20分ぶん回したあとの温度がこちら。
31.1度。。
ノーマル状態から-1.4度。
これは。。。
ビミョー (*゚∀゚)
まあ、微妙ですね。千円未満のアイテムで1度下がったわけですから、冷却温度あたりのコスパは高いのかもしれませんが、1度下がったところで静音化には何の影響もありません。
なんともキレの悪い結果で残念でしたが、以上っ!
ちなみに、温度測定に使用したキッチン用温度計は1本あると非常に便利なのでオススメします。信頼のTANITA!