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ソニー銀行が2月住宅ローン金利を発表!20年超の長期金利は2ヶ月で約0.19%も金利減!

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こんにちは、住宅ローン持ちのちうぱんです。

ソニー銀行がひと足早く2月の住宅ローン金利を発表しました。

基本的に住宅ローン金利は毎月1日に更新されますが、ソニー銀行は他行よりも半月早く翌月金利を公表しています。住宅購入を控えてる人や、そろそろ借り換えたいなぁと思ってる人は、ソニー銀行の金利や10年国債利回りを参考に、来月の金利を予想してみてくださいね。

moneykit.net

2月金利は固定20年で単月-0.098%の大幅減

ソニー銀行の1月金利では、10年国債の乱高下の影響が大きく、固定20年で-0.098%の金利減となりました。ほぼ2ヶ月で約0.19%も金利を下げています!

変動 0.457%(±0)
固定5年 0.746%(-0.028)
固定10年 0.890%(-0.040)
固定20年 1.348%(-0.040)
固定20超 1.464%(-0.098)
※上記金利は新規購入(自己資金10%以上)での適用金利
※借り換え等の金利は概ね上記の0.05%増し

2018年9月からの金利急上昇から一変し、崖を下り落ちるように金利が下がっています。長期金利ほど下げ幅が大きいので、住宅ローンユーザーには有利な状況となっています。

ちなみに、3,000万円を25年の金利固定で借りた場合、金利が0.1%違うと利息差は約41万円となります。長期ローンでは0.1%がサラリーマンの給料1ヶ月分+αです!

10年国債利回りは大きくマイナス金利に転落

住宅ローン金利の指標となる10年国債利回りは、2016年2月に日銀がマイナス金利政策を導入して以来、史上空前の低金利状態が継続していました。

しかし、7月末に日銀が、(金融緩和を継続しつつも)一定の金利変動を容認したことで、一気に0.1%の壁を突き破ってきました。ちなみに、7月24日頃の日経新聞がこの情報を先行して報じていましたね。

さらに9月末からの1ヶ月間のうちに+0.05%も急上昇していましたが、10月末から右肩下がりとなり、2019年1月4日には大きくマイナス金利に転落しました。現在は、ゼロ金利付近を推移している状況です。

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国債利回り低下の原因は、世界的なリスク回避の流れ。米中の対立や、オイル価格を巡る緊張状態は多方面で報道されているとおりです。さらに、日銀当局者は「長期金利が0%以下でも構わない」とも発言しているようです。

経済ブログではありませんので過度の言及は避けますが、懸念されていた住宅ローン金利の急上昇については、いったん「待った」がかかった状況です。住宅ローン減税の延長も発表されたことで、住宅関係の買い環境はしばらく継続していきそうです。

ただし、日銀は2018年7月31日の金融政策決定会合で、長期金利を「上下0.1%からその倍程度に変動しうる」というスタンスを決定しているため、このことは頭の隅に置いておく必要があろうかと思います。

なお、10年国債利回りのチャートでは、三井住友銀行のサイトが一番見やすいので、いちおうリンクを貼っておきます。

fund.smbc.co.jp

なお、住宅ローンについて「なにか一冊」ということであれば、累計13万部(改訂6回)の下記書籍を推奨いたします。

ご参考までバックナンバーはこちら。金利推移の分析にお役立てください。

《2019年》1月

《2018年》12月, 11月, 10月, 9月, 8月,7月, 6月, 5月4月3月2月1月

《2017年》12月, 11月, 10月, 9月, 8月, 7月

以上となります。