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ソニー銀行が7月住宅ローン金利を発表!未曾有のマイナス金利で低金利に一歩前進

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こんにちは、住宅ローン持ちのちうぱんです。

ソニー銀行がひと足早く7月の住宅ローン金利を発表しました。

基本的に住宅ローン金利は毎月1日に更新されますが、ソニー銀行は他行よりも半月早く翌月金利を公表しています。住宅購入を控えてる人や、そろそろ借り換えたいなぁと思ってる人は、ソニー銀行の金利や10年国債利回りを参考に、来月の金利を予想してみてくださいね。

7月金利はもう一段の利下げ発動

ソニー銀行の7月金利では、長期金利で金利低下となりました。わずかな下げ幅ですが、また一段、金利を下げた形となります。

変動 0.457%(±0)
固定5年 0.700%(-0.012)
固定10年 0.880%(-0.010)
固定20年 1.256%(-0.036)
固定20超 1.380%(-0.004)
※上記金利は新規購入(自己資金10%以上)での適用金利
※借り換え等の金利は概ね上記の0.05%増し

後述のとおり、住宅ローンの金利目安となる10年国債利回りは未曾有のマイナス金利という状況のため、このまま継続なら来月はもう一段の金利低下となる可能性があります。ただし、何か別の要因でも起こらない限り、住宅ローン金利がこれ以上大幅に、待てば下がるということもないでしょう。

ちなみに、3,000万円を25年の金利固定で借りた場合、金利が0.1%違うと利息差は約41万円となります。長期ローンでは0.1%がサラリーマンの給料1ヶ月分+αです!

ちなみに、住宅ローンについて「なにか一冊」ということであれば、累計13万部(改訂7回)の下記書籍を推奨いたします。

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10年国債利回りは大きくマイナス金利を継続中

住宅ローン金利の指標となる10年国債利回りは、2016年2月に日銀がマイナス金利政策を導入して以来、史上空前の低金利状態が継続しています。

2018年の年央に一時的に0.1%の壁を破る上昇を見せましたが、そこから一転の右肩下がりとなり、ここ数ヶ月はマイナス金利が定着しています。

さらに、6月中旬には-0.17%という未曾有のマイナス金利へと急落しました。景気動向としての良し悪しは別として、住宅ローン利用者にとっては、非常に恵まれた金利動向といえるでしょう。

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国債利回り低下の原因は、世界的なリスク回避の流れ。米中の対立や、オイル価格を巡る緊張状態は多方面で報道されているとおりです。さらに、日銀当局者は「長期金利が0%以下でも構わない」とも発言しているようです。

直近の情勢によれば、ドイツでは約3年ぶりのマイナス金利水準に突入し、米国においては2019年秋口にも利下げとの観測が現実味を帯びてきています。

経済ブログではありませんので過度の言及は避けますが、2018年夏から秋にかけて懸念された住宅ローン金利の急上昇については、いったん「待った」がかかった状況です。住宅ローン減税の延長も発表されたことで、住宅関係の買い環境はしばらく継続していきそうです。

ただし、日銀は2018年7月31日の金融政策決定会合で、長期金利を「上下0.1%からその倍程度に変動しうる」というスタンスを決定しているため、このことは頭の隅に置いておく必要があろうかと思います。

なお、10年国債利回りのチャートでは、三井住友銀行のサイトが一番見やすいので、いちおうリンクを貼っておきます。

fund.smbc.co.jp

ご参考までバックナンバーはこちら。金利推移の分析にお役立てください。

《2019年》6月, 5月, 4月, 3月,2月, 1月

《2018年》12月, 11月, 10月, 9月, 8月,7月, 6月, 5月4月3月2月1月

《2017年》12月, 11月, 10月, 9月, 8月, 7月

以上となります。